日立製作所ユビキタスプラットフォームグループ(グループ長&CEO:百瀬次生)は、高精細WXGA(1,280×768画素)液晶パネルを採用し、DIPP(デジタル・イメージ・ピクセル・プロセッサー)との組み合わせによりコントラスト感ある色鮮やかな映像を実現したパーソナルサイズの17V型ワイド液晶テレビ「Wooo」を発売します。
形式 |
価格 |
発売日 |
当初生産台数 |
W17-LC50 |
オープン価格 |
6月10日 |
3,000台/月 |
本製品は、株式会社 日立ディスプレイズ(取締役社長:米内史明)の「アドバンスドスーパーピュアカラー液晶」を搭載し、WXGA(1,280×768画素)の高解像度によりハイビジョン映像をクリアに表示することが可能です。Advanced Super-IPS*2方式により、上下左右170度という広視野角と高輝度(450cd/m2)、高コントラスト(550:1)を実現し、くっきりと鮮やかな映像を楽しめます。また、当社従来モデル(W20-LC3000)に引き続き「オーバードライブ回路」を採用し、液晶テレビで課題となる中間階調の応答速度を改善し、動画表示時の残像感やぼやけを低減しています。さらに、日立独自の映像処理技術による高機能・高速プロセッサー「DIPP(デジタル・イメージ・ピクセル・プロセッサー)」を搭載することにより、コントラスト感ある色鮮やかな映像を実現しています。 また、PC画面の表示中に4つの子画面でテレビやビデオなどの映像を表示するPCウインドウ機能「マルチ画面」を搭載し、PC接続時の使い勝手を向上しています。さらに、丸みのある優しいイメージと質感を兼ね備えた新デザインを採用しています。 フラットパネルテレビは、薄型の形状とインテリアとしての設置性の良さからユビキタス情報社会のネット端末としての期待が高く、大きく市場が拡大しています。中でも液晶テレビは気軽に置き場所を変えることができる等の手軽さから個人用途を中心に需要が大きく拡大しており、2003年の出荷台数は105万台*3(前年比167%)と予想されています。 日立は開発・生産の軸をフラットパネルテレビに大きくシフトしており、2001年より「ハイビジョン高画質」の「Wooo」として本格的に市場投入したプラズマテレビは、現在大きくシェアを獲得しています。また、2002年より高画質液晶パネルを搭載した20V型ワイド液晶テレビを「Wooo」シリーズとして発売しています。
この度、高画質をパーソナルサイズで楽しめる17V型ワイド液晶テレビを加えてラインアップを拡充します。今後更に、高画質を楽しめる「Wooo」シリーズのフラットパネルテレビをシアターサイズからパーソナルサイズまで幅広く展開、強化していきます。
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Woooは3つの「Wo〜」を意味しています。 (Wonder−驚きがある。World standard−世界の新しい基準である。Worthwhile−高い価値がある。) |
*2 |
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IPS=In−Plane Switching |
*3 |
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画面サイズ10型未満を除く |
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