Citrix Systems, Inc.(米国、フロリダ州)の日本法人であるシトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:田中正利 以下、シトリックス)と株式会社 日立製作所(東京都千代田区神田駿河台4-6、取締役社長:庄山悦彦 以下、日立)は、日立がシトリックスの認定システムインテグレーター契約に調印し、シトリックス製品を活用した包括的なシステムインテグレーションにおける協力関係を強化することで合意しました。
日立は、かねてからCitrix(R) MetaFrame(R)のライセンス再販を行っていましたが、今後は、シトリックスが日立専任のサポート人員を配置するなどして両社の連携を強化することにより、顧客企業に対してさらに効果的で信頼性の高い提案・サポートが実施できるようになります。また、両社共同で、セミナー開催などのマーケティングやプロモーション活動を積極的に展開していきます。
シトリックスのMetaFrame XPTMは、サーバーに集約化した企業アプリケーションや情報へ、シングルポイントアクセスをオンデマンドで提供するアクセス インフラストラクチャーのソリューションです。コンピューティング環境を複雑化することなく、TCOの削減を実現し、かつ投資回収が早期にできることで、1998年の出荷開始以来、日本でも4,700社以上に導入されています。
日立は、PCサーバ「HA8000シリーズ」、クライアントPC「FLORAシリーズ」、インターネットアプライアンス「FLORA-ie/55mi」、携帯情報通信端末「NPD-20JWL」、ウェアラブル・インターネット・アプライアンス「WIA-100NB-2」など、様々なプラットフォーム製品と MetaFrame を用いたシステム構築を積極的に行っており、製造業、金融業などを中心とした企業のほか、政府・公共団体等も含め200以上の企業・団体への導入実績があります。また、PCサーバへのインストール工数削減・時間短縮を狙い、昨年4月に「 MetaFrame XP」を「HA8000シリーズ」にプレインストールした製品をいち早く発売するなど他社インテグレーターにない施策も行っています。
これら多数の導入実績や独自の施策を通じて蓄積したMetaFrameシステム構築・運用のノウハウを活用し、積極的にMetaFrameシステムインテグレーションを実施していきます。
今回の提携を機に、日立では、MetaFrameシステム導入時のコンサルテーションから保守サービスまでをトータルに支援する各種サービスをメニュー化して提供を開始します。これにより、導入時のコスト削減、システム構築期間の短縮等を実現します。
今回新しくメニュー化するサービスは以下のとおりです。(4月18日より提供開始) |