NTTコミュニケーションズ株式会社、日本電気株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社、P&Gアジア・ピー・ティー・イー・リミテッド(以下、P&G)、株式会社プロシード、マイクロソフト株式会社の8社はこのたび、日本におけるIT(情報技術)サービスの高品質化、コストの適正化を実現するために、ITサービスマネジメントに関する業界標準化の促進団体「ITサービスマネジメントフォーラムジャパン(it SMF Japan)」を設立することに合意いたしました。理事長には富田 修二(NTTコミュニケーションズ株式会社 代表取締役副社長)が就任の予定です。
it SMF(英ロンドン、デービット・フォースタ議長、1991年設立)は、ITを効果的に活用するために運用プロセスのベストプラクティスを推進する世界的な会員制ユーザフォーラムです。会員向けのサービスとして、会員間のコミュニケーションを促進する場(セミナ、イベント、Webサイト、会報 等)を提供しております。また、ITサービスマネジメントの世界的デファクト・スタンダードである「ITIL(IT Infrastructure Library)」に対し、会員の声を反映させる役割を担っています。
「it SMF Japan」は、2003年5月初めには東京都にNPO(非営利団体)申請を行い、5月9日にはit SMFインターナショナルから、it SMF Japanの認可を受ける予定です。
今回、「it SMF Japan」設立を推進する8社は、日本においてITシステムがより高品質に、より適正コストで運営され、ビジネスにITが大きく貢献する社会を目指して活動します。また、一年後には、「it SMF Japan」の会員を企業のみならず、団体、個人など、全体で200会員にまで増やす所存です。
【「it SMF Japan」ホームページ】
URL http://www.itsmf-japan.org/ |