日立ホーム＆ライフソリューション株式会社（取締役社長：瀬端 久仁雄）は、１９９０年に開発以来好評の理想的シェービングシステム「ロータリー」のカッティングパワー（内刃の回転力）を約１.５倍^※１に増強し、濃いヒゲや長くなったヒゲを剃り落とす力強い剃り味を実現した、ロータリーシェーバー「ロータリーグランゼット」を３月１０日から発売します。

　本商品は、ロータリーシェーバーの基本的な発想を見直し、内刃の回転速度より、ヒゲを剃るための回転力を重視した方式に転換しました。従来、垂直だったモーターの回転軸を内刃の回転軸と同じ水平方向に変え、さらに減速効率の良い歯車の組み合わせにすることにより、内刃への駆動伝達効率を向上した新しい駆動システム「ハイパースピン・ドライブユニット」を開発しました。この新システムの採用によりカッティングパワー約１.５倍を実現しています。
　また、本商品の本体中央材質には、業界で初めて^※２ステンレス鋼を採用し、耐久性があり高級感を与える「高剛性リアルメタルボディー」としました。

■開発の背景
　男性用シェーバーの市場は約７００万台／年の安定市場となっています。一方で当社で調査した消費者の白物家電品への不満足度をみると、他の白物家電品の消費者の不満足度が１０％以下に対し、シェーバーの剃り残しや使用後の手入れなどの消費者の不満足度は２４％あります。そこで今回、不満足となる様々な要因の調査を行い、本商品は３つのキーワードを商品コンセプトとし、開発しました。

１．よりパワフルに爽快に（ＰＯＷＥＲ）

　本商品は内刃の回転力を重視して開発した駆動システム「ハイパースピン・ドライブユニット」を搭載し、カッティングパワー約１.５倍を実現。そのカッティングパワーを発揮する「ターボモード」を搭載しています。「ターボモード」で濃いヒゲも２〜３日伸ばした頑固なヒゲもすっきり剃り上げます。さらに「ＥＦセンタートリマー」でアーチ状のスリット刃が濃いヒゲ、長いヒゲを確実にキャッチして剃り残しをなくします。

２．ロータリー独自のデザイン（Ｄｅｓｉｇｎ　Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）

　ステンレス鋼を業界で初めて本体材質に採用し、耐久性とステンレスの持つ高級感のある仕上がり「高剛性リアルメタルボディー」としました。さらに人間工学的に握りやすい曲線をボディーの形状に取り入れました。

３．より肌にやさしく（ＧＥＮＴＬＥ）

　肌の形状に合わせてヘッド部分が常に適切な角度に密着する「３次元ムービングヘッド」を搭載し、肌にやさしくヒゲを深く剃ることができます。さらに「ひげセンサー」で自動的にロータリー刃の回転速度をコントロールし、濃いヒゲでも、薄いヒゲでも肌に負担をかけずに剃ることができる機能も搭載しています。