■開発の背景
本商品を開発するにあたり、ユーザー500人に対してレンジフードファンに関する調査を行った結果、清掃性・大風量・運転音・使い勝手・デザインに対しての要望が多いことがわかりました。また、IHクッキングヒーターの普及にともない、上昇気流が弱い場合でもしっかり捕集のできるレンジフードファンの需要が増えることが推測されます。今回の製品は、これらの要望に対応し、ガスコンロでもIHクッキングヒーターでも高い性能を発揮するレンジフードファンとして発売します。
■主な特長
1.結露しにくく、お手入れ回数を減らす
日立独自のトリプル整流板
3枚の整流板により、吸気の流れを良くすることで高捕集を実現するとともに、結露が発生しにくい形状としました。結露しても結露水はオイルポケットで回収できます。
また、3枚の整流板・フィルター・シロッコファン・オイルポケットは工具なしで簡単に取り外すことができお手入れも簡単です。さらにこれらの部材は当社のビルトインタイプ食器洗い乾燥機で洗浄できます。
(KF-P45T1SK・KF-P45T1SK2)
2.大口径シロッコファンにより、大風量・低運転音を実現
直径24cmのシロッコファン(従来は20cm)を採用したことで、強モード運転時の風量610m3/h、運転音37dBを実現しました。また、新開発の風切り音の少ない新スロットフィルター・らせん形状のケーシングによって、一層の運転音低減をはかっています。
3.日立製IHクッキングヒーターと合わせて使うことで使い勝手アップ
日立製IHクッキングヒーター(HTW-4DDSF:11月発売、受注生産品)と連動運転が可能で、クッキングヒーターで調理を始めるとレンジフードも運転します。また、クッキングヒーターの操作部でもレンジフードの操作が可能です。
4.赤外線を利用したセンサースイッチで簡単操作
赤外線を利用したセンサースイッチによって、天ぷらなどの調理中の汚れた手でも本体に触れることなく、手をかざせば電源のオン/オフの操作ができます。初期設定は、センサースイッチで電源をオンにすると強モードで運転しますが、ユーザーのご希望に合わせて設定を変更することが可能です。