今回、吸口には「ＤＣイオンツインパワーヘッド」を採用し、回転ブラシ用・吸引用の２つの専用モーターに加え、マイナスイオンを発生させることによりフローリングの目地などに入った微細なホコリやチリまで吸い取ります。
　本体については小形軽量のモーターをさらに改良し、ＡＣ運転「強」モード時の吸込仕事率を４００Ｗと従来機種の２倍にパワーアップしました。また「ツインＨＥＰＡクリーンフィルター」などにより、キレイな排気としました。
　コードレス部の収納兼用充電台は「イオンスタンド」とし、電気式のマイナスイオン発生装置を搭載しました。掃除器具の充電と関係なく大量のマイナスイオンを発生し、部屋の空気をリフレッシュすることができます。
　この他、環境に配慮した商品づくりとして、電子基板に無鉛はんだを使用するとともに、芯線なしのホースの採用、樹脂量の削減に取り組みました。

＊1：当社従来機種XV-PXE21との吸込仕事率での比較。

■価格及び発売日

　今回の新製品は、当社が３ヶ年計画で進める商品開発戦略「デジタラクティブ家電」のコンセプトに基づいた商品です。本年度は「think@personal」をキーワードに、マイナスイオン機能の搭載によるユーザーの清潔志向や、ゴミ取り性能向上の要望に応える新機能を採用したものです。

■開発の背景 　
　当社は昨年１１月、使用シーンにあわせてスタイルが変わる1台３役の掃除機として「ハイブリッド　クリーンボール」（ＸＶ−ＰＸＥ２１）を発売しました。ご購入いただいた方々にアンケート調査を行ったところ、コードレス式に変わることによる使い勝手の良さや、衛生的な排気に対して高い評価がありました。また、さらなるパワーアップや吸口機能の充実など、ゴミ取り性能の向上に対する要望が多く寄せられました。
　一方、近年ユーザーの健康志向が高まっています。トレンドになっているマイナスイオンについて調査したところ、約８０％の主婦が関心を持ち、約９０％の主婦がマイナスイオン発生機能つきの掃除機に購入意向があることがわかりました。
　これらのニーズから、部屋の中に置かれるケースが多い充電台と、吸口の両方にマイナスイオン発生機能を搭載し、部屋の空気のリフレッシュのみならず、吸込み力の倍増と合わせ集じん性能の向上も実現した１台４役の掃除機を開発しました。

■主な仕様