新開発の『スムーズエアシステム』を採用し、床暖感覚暖房を実現したルームエアコン
「風革命フォルム PAMエアコン白くまくん」を発売
−『イオンサプライ空気清浄』の採用等、清潔性もさらに向上−
日立ホーム&ライフソリューション株式会社(取締役社長:瀬端 久仁雄)は、2003冷凍年度向けルームエアコンとして『風革命フォルム PAMエアコン白くまくん』シリーズを
10月上旬より順次発売します。
本製品では、主にエアコンから出る風の悩みに着目し、より快適な風、きれいな風を追求すべく、新開発の「スムーズエアシステム」を採用、インテリアに調和するデザインも考慮し、そのフォルムを一新しました。
今回の新製品は、当社が3ヵ年計画で進める商品開発戦略「デジタラクティブ家電」のコンセプトに基づいた商品です。本年度は「think@personal」をキーワードに、機能価値の追求とデザイン価値の追求を図って参ります。ルームエアコンでは、「カラダとこころにエアソリューション」をテーマに据え、年間を通して、ただ快適なだけではなく、健康のことまでを考えた質の高い空調により、カラダのみならず、こころまで満足していただけることを目指しています。
■価格及び発売日
■主な特徴
■開発の背景
2002冷凍年度のルームエアコンの需要は680万台程度と予測されます。2003冷凍年度についても、寝室、子供部屋などへの買増に加え、リビングルームを中心とした買替需要が増加傾向にあり、着実な需要が見込まれます。
今回の新製品開発にあたり、お客様がエアコンそして空調に何を求めているかを、もの作りの原点に帰り考えました。その結果、お部屋の環境がそこに暮らす人にとって、年間を通して快適な状態に保たれていること、お部屋の空気がきれいに保たれていること、すなわち、快適と健康・クリーンというキーコンセプトに辿り着きました。そして、本年度はエアコンから出る風に対する不満に着目し、まず、それを解決することを目指しました。また、インテリア性という観点でエアコンを捉えると、住空間の中では目立ち過ぎずインテリアの背景として存在すべきものと考えました。以上のことから、快適性の向上と健康・クリーン機能の充実を追求しつつ、インテリアフィットデザインを実現したのが、『風革命フォルム
PAMエアコン白くまくん』です。
まず、エアコン暖房に対しては、顔にあたる風が不快であるとの声がよく聞かれます。当社の調査でも、エアコンの暖房に求められることとして、「部屋全体を早く暖めること」「風を感じさせないで暖まること」「足元がよく暖まること」が挙げられました。今回の新製品では、PAM制御によるスピード暖房を継承するとともに、新開発「スムーズエアシステム」の採用で、室温安定時には、嫌な風を顔に当てることなく、静かに足元からしっかりと部屋を暖める床暖感覚の快適暖房を実現しました。
また、エアコンの冷房に求めることとして、「部屋全体を早く涼しくすること」、「冷たい風を感じさせないで涼しくなること」が挙げられました。このようなニーズを踏まえ、温度に加えて湿度も同時にコントロールして、従来の冷房にありがちな、冷え過ぎで肌を刺すような冷たさを抑え、健康的な涼しさをつくる新感覚冷房「素肌涼快」を提案します。
次に、部屋の空気の汚れに対する調査では、「ダニ・カビが気になる」という意見が最も多いことがわかりました。そこで、健康的でクリーンな空調を目指すために、汚れのもととなるカビの発生を抑制することの重要性に着目しました。まずお部屋の空気の汚れについては、10年目の実績を持つ「カラッと除湿」ならではの設定湿度40%の「ダニ・カビ抑制除湿」で、部屋の空気の汚れのもとになるダニ・カビの発生・繁殖を抑えます。次に部屋の空気をきれいにして、気持ち良く過ごしていただくために、「マイナスイオンスティック」を採用した新開発の「イオンサプライ空気清浄」により、カビの胞子や臭い、さらにはVOC(揮発性有機化合物)まで空気の汚れをしっかりと除去します。また、マイナスイオン発生装置も搭載し、空気をリフレッシュします。さらに、エアコン内部のカビや臭いの対策として、エアコン乾燥運転(ワンタッチクリーン)をさらに進化させた「エアコンクリーン」機能を搭載し、エアコン内部のカビやニオイの発生を抑えます。また、長期使用を考えて、フラットパネルを採用した「クリーンボディ」により、エアコンの内部までお掃除しやすい構造を継承しました。
このように、単に空気の汚れを除去するクリーン機能にとどまることなく、汚れの発生を抑えるメカニズムを搭載し、清掃性も進化させ、空気の質の向上をトータルで実現します。
■主な仕様