日立ホーム&ライフソリューション株式会社(取締役社長:瀬端久仁雄)は、石油ファンヒーターおよびハイブリッド式加湿器に放電方式の「マイナスイオン発生器」を搭載し、石油ファンヒーターは8月1日から、ハイブリッド式加湿器は9月1日から順次発売します。
〔加湿器〕
業界で初めて、ロータリー式の気化フィルターを採用しました(SVF-H54D)。縦長のフィルターを回転させながら効率よく吸水することにより、スチームファン式に比べ、約1/7*1の電気代を実現しています。また、縦長フィルターにより幅14.5cmと業界一スリムでコンパクト*2です。マイナスイオン発生器も搭載し、お部屋の湿度を快適にキープすると同時に空気をリフレッシュできます。
〔石油ファンヒーター〕
昨年好評の「コンパクトボディー」にマイナスイオン発生器を搭載した「OVF-K30DX」に加え、コンパクトタイプ2機種、バックライト付き「大型液晶表示」を採用した標準タイプ(SKシリーズ)の計6機種の石油ファンヒーターを8月1日から順次発売します。
*1 |
10畳コンクリート洋室を湿度50%維持するのに必要な消費電力量(1日10時間)。電気代23円/kWhで計算、当社スチームファン式500ml/hタイプ410Wとの比較。 |
*2 |
2002年7月26日現在。 |
タイプ |
型 式 |
加湿量 |
定 格 |
本体希望小売価格 |
発売日 |
ハイブリッド |
SVF−H54D |
500mL/h |
154 W |
¥24,500 |
9月1日 |
スチームファン
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SVF−72 |
700mL/h |
560
W |
¥22,500 |
9月1日 |
SVF−52 |
500mL/h |
410
W |
¥19,800 |
9月1日 |
SVF−42 |
420mL/h |
365
W |
¥18,800 |
9月1日 |
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タイプ |
型 式 |
タンク容量 |
暖房の目安
(木造)
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本体希望小売価格 |
発売日 |
コンパクト |
OVF−K30DX |
5.0リットル |
8畳程度 |
¥41,000 |
10月1日 |
OVF−K30AD |
¥36,000 |
8月1日 |
OVF−K30A |
オープン |
8月1日 |
標準 |
OVF−SK50D |
7.2リットル |
13畳程度 |
¥55,000 |
8月1日 |
OVF−SK40D |
10畳程度 |
¥48,000 |
8月1日 |
OVF−SK33D |
9畳程度 |
¥38,000 |
8月1日 |
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■ハイブリッド加湿器(SVF-H54D)
気化式とスチームファン式を組み合わせたハイブリッドタイプは市場で4年目を迎えています。2001年度の加湿器の需要は約103万台でしたが、このうちハイブリッドタイプは約20%と推定されます。2002年度の見通しは110万台(前年比107%)で、ハイブリッドの構成は約50%まで高まると予想されます(日立調べ)。
今回搭載した業界初のロータリー式気化フィルターは数分間に一回程度回転し、フィルター全体を水で浸透させ加湿します。回転することでまんべんなくフィルターが濡れるので、吸い上げ式ハイブリッドと比べても少ない風量で同等の加湿能力を出すことができます。これにより電気代を抑え、スチームファン式の約1/7*の電気代を実現しています。また、加湿運転が停止するとフィルターは水平に位置し、水と隔離するためフィルターにカビが生えにくく清潔性を保つことができます。 |
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10畳コンクリート洋室を湿度50%維持するのに必要な消費電力量(1日10時間)。
電気代23円/kWhで計算、当社スチームファン式500ml/hタイプ410Wとの比較。 |
■石油ファンヒーター
今年は、ビッグルーバー採用の新ダブル温風の上部にマイナスイオン発生器を搭載したOVF−K30DXをラインナップに加えました。マイナスイオン発生器は放電式を採用し、暖房運転中は、イオンランプを点灯しダブル温風にマイナスイオンを乗せ、お部屋の中央まで届け、暖かさとリフレッシュ効果を得ることができます。
OVF−K30DX/K30ADには、給油タンクの油量がひと目でわかる油量モニターや選択速暖ボタン・節約ボタンなどの機能を充実させています。
SKシリーズは、5.0kW・4.0kW・3.3kW各機種の操作パネルにバックライト付き「大型液晶表示」を採用し、温度や運転モードの設定・表示を見やすく使いやすい簡単操作とした標準タイプです。
また全機種の給油タンクは、持ち運びの楽なW(ダブル)とって付きとすると共に、給油時自動的に給油キャップがポップアップする「手の汚れない給油キャップ」を採用しています。
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