日立製作所（取締役社長：庄山悦彦）では、平成１２年１月より、企業広告コミュニケ
ーションおよびデジタルメディアグループの広告コミュニケーションキャラクターとして、
プロ野球西武ライオンズの松坂大輔投手を起用します。

　当社では、平成１１年４月より「新生日立」として、新経営体制により経営改革・革新
に取り組み、１１月発表の中期経営計画「i.e.HITACHIプラン」では、「ベスト・ソリュ
ーション・パートナー」としてソリューション企業へと質的・構造的に変革していくこと
を宣言しました。
　こうした当社の変革を、様々なメディアによって積極的に情報発信してきましたが、創
立９０周年を迎える平成１２年を機に、新たなコミュニケーション活動を通じて、さらに
変革する意志を伝えていきます。まず、企業広告では、i.e.HITACHIプラン実現に向け、
経営の方向性と“常に自らの変革を恐れない”という企業姿勢を、また、重点事業の一つ
であるデジタルメディアグループの商品広告では、変革の事実を表現することにより、当
社の事業の方向性がより広く一般に理解されることを目指します。

  そこで、今回、この二つのコミュニケーション活動を同一キャラクターで展開します。
全てのステークホルダー（利害関係者）に“変わる日立、変わった日立”の力強い姿を認
知してもらうために、世の中全ての人々が共感でき、「革新性」「時代をリードする」イ
メージを持ったキャラクターであり、「球界の革命児」、「限りない可能性持った逸材」
として、プロデビュー１年にして国民的人気を獲得している松坂投手を起用することとし
ました。

　企業広告では、野球の価値を変え、限りない可能性を秘めた松坂投手を通じて、常に変
化し続け、新しい価値を生み出す日立をアピールします。「ビジネスから家庭まで幅広い
お客様にとっての新しい価値を創出していく世界で最も信頼できる日立」を新たなイメー
ジで訴求すべく、マス媒体で展開していきます。

　また、商品広告では、２０００年の本格的なデジタル時代到来を迎え、デジタルメディ
ア商品群の中から、中核を担うホームデジタルAV商品に松坂投手を起用していきます。
当社の先端技術を活用した映像関連商品と、現代の最高の映像・被写体である松坂投手の
組み合わせによる広告活動を積極的に展開し、幅広い顧客層の支持を獲得していきます。
具体的には、「デジタル新世紀はじまる」キャンペーンにて、ＢＳデジタル放送対応カラ
ーテレビ、さらに今までのパソコンの概念から抜き出たメディアパソコン、そして、時代
を先取りするＤＶＤカメラなどの商品で、日立の最先端デジタル商品群のイメージを一新
すべく、マス媒体から店頭まで一貫した広告展開を行います。

　同一キャラクターによる企業広告と商品広告の二つのコミュニケーションの展開、それ
により相乗効果を狙い、当社への期待価値を獲得していきます。

　企業広告では来年１月中旬より、商品広告でも１月中旬よりカラーテレビを皮切りに、
新聞やＣＭ等で松坂投手を起用していきます。

 
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