日立製作所デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、本体にアルミパネルを
採用した高級感あるMDコンポ「AX-M7」を11月10日から発売します。
本製品は、本体幅210mmのコンパクト設計なので、置き場所を選ばず自由にレイアウトがで
きます。併せて、カセットデッキを使う方のためにも、専用カセットデッキをオプションとして発
売します。
セットステレオの需要はここ数年毎年着実に増加しており、平成11年度は300万台近くの需要
が見込まれています。とりわけ、MD搭載タイプの比率が急速に高まっており、本年度は8割近くに
まで達する見通しです。
■新製品の価格・発売時期
品名 | 型式 | 本体標準価格 | 発売日 | 当初販売予定台数 |
MDコンポ | AX-M7 | 70,000円(税別) | 11月10日 | 3,000台 | |
専用カセットデッキ | D-R100 | 23,000円(税別) | 11月10日 | 1,000台 |
■ 新製品の特徴
1. 30W+30Wの高音質、高出力
2ウェイ10cmウーファー採用で、低域から高域までクリアーなサウンドを再現します。
2. アルミフロントパネル採用
フロントパネルにアルミを採用することで、ずっしりとした高級感を演出します。
3. MDシンクロ録音機能
CDからMDへワンタッチでダビングができます。また、オプションのカセットデッキ(D-R100)
を接続すれば、カセットへもワンタッチでダビングできます。
4. 待機時低消費電力
スタンバイ状態では、消費電力を0.5Wに抑え、環境に配慮したコンセプトで設計しました。
5. 光デジタル入力端子付
本体にはサンプリングレートコンバータを内蔵しているので、CS/BSデジタル放送も、光デ
ジタル入力端子に接続すれば直接デジタル情報をMDに記録することが可能です。
6. フルリモコン付
フルリモコン対応なので、手元で操作が簡単にできます。
■主な製品仕様
AX-M7
| 項目 | 内容 |
MD部 | 演奏方法 | プログラム選曲(最大30曲)、ランダム演奏、リピート演奏 |
編集機能 | ディスク・トラックネーム機能 ムーブ・デバイド・コンバイン・イレース機能 |
CD部 | 演奏放送 | プログラム選曲(最大30曲)、ランダム演奏、 リピート演奏、ダイレクト選曲、スキップ選曲 |
チューナ部 | 受信バンド | FMステレオ・AM・FM(TV1〜3ch) |
受信方式 | デジタルシンセサイザー方式 |
プリセット選局数 | 40局 |
アンプ部 | 実用最大出力 | 30W+30W(EIAJ) |
イコライザー機能 | 4パターン(フラット、ロック、ポップ、クラシック) ダイナミックバスサウンドシステム |
入力端子 | 1系統ライン入力端子、1系統光デジタル入力端子 |
出力端子 | 1系統ライン出力端子、スーパーウーファー出力端子 (モノラル) |
ヘッドホン端子 | 1系統 (ミニジャック) |
本体部 | 消費電力 | 55W (待機時消費電力 0.5W) |
外形寸法 | 210(幅)×150(高)×327(奥行)mm |
質量 | 5.5kg |
スピーカ部 | 方式 | 10/5cm 2Wayバスレフ方式 |
外形寸法 | 150(幅)×270(高)×227(奥行)mm |
質量 | 3.1kg (1本) |
D-R100
| 項目 | 内容 |
デッキ部 | オートリバース | 片道、往復、連続 |
ドルビーNR | B,C |
テープセレクター | 自動 |
録音レベルコントルール | 自動 |
外形寸法 | 210(幅)×96.5(高)×316(奥行)mm |
質量 | 2.7kg |
以 上
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