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平成11年9月28日

音声認識ソフト「ViaVoice(TM) Pro ミレニアム」に対応した
マルチポジショナルPC「FLORA 220MP」新発売

−手書き文字認識ソフトウェア「てが〜る」との連携により
高精度のペン入力と音声入力が可能−

 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小高 俊彦)は、この度、日本IBM社の音声認識ソフ
トウェア「ViaVoice(TM) Pro ミレニアム」に対応したマルチポジショナルPC「FLORA 220MP」を企業向け
PC「FLORA 200シリーズ」の新製品として、9月29日より発売します。
 本製品は、音声入力だけではなく、国内トップレベルの認識率を誇る手書き文字認識ソフトウェア「てが
〜る」を搭載しています。音声入力ソフトと「てが〜る」との連携を図ることに加え、キーボート入力とあ
わせ、幅広い用途での活用が可能なマルチポジショナルPCとしての特徴を最大限に発揮できます。
 なお、「ViaVoice(TM) Pro ミレニアム」については、ユーザーの希望によるカスタムメイド対応として、
プレインストールモデルの選択を可能としています。
     
 さまざまな業界において、パソコンを利用したシステムの構築が広がる中、作業形態にあわせた入力方法
として、従来のキーボード入力だけではなく、ペン入力や音声入力によって、パソコンを操作したいという
ニーズが高まってきています。こうしたニーズは、作業現場でリアルタイムに在庫管理や出庫指示などの操
作を行う倉庫業務をはじめ、訪問先での問診や診療結果などの情報収集・処理が必要とされる医療・福祉業
務、画面を見ながらの顧客との商談の場、キーボードやマウスが不慣れな方など幅広い分野に及んでおり、
今後も堅調な需要の伸びが見込まれます。
     
 当社はこのようなニーズに応えるため、本年1月よりペン入力に対応した「FLORA 220MP」を発売し、国
内トップレベルの高い認識率を誇る手書き文字認識ソフト「てが〜る」を搭載することによって、高い評価
をいただいております。この度、従来のペン入力に加えて音声入力も可能にし、「てが〜る」の高い手書き
文字認識率と、「ViaVoice(TM)」の特徴である高い音声認識率のメリットを融合した、「新・FLORA 220MP」
を発売します。
     
■新製品の価格・出荷時期(カスタムメイド対応のため推奨モデルを記載)
モデル名CPULCD RAM
(最大)
HDDOS 通信標準価格 出荷時期
FLORA 220MPCeleron(TM)
(266MHz)
10.4型TFT32MB
(160MB)
4.8GBWindows(R)98*1388,000〜10/29
FLORA 220MP
ViaVoice(TM)モデル
Celeron(TM)
(266MHz)
10.4型TFT96MB
(160MB)
4.8GBWindows(R)98*1454,000〜10/29
*1:100BASE-TX/10BASE-T LAN、V.90/K56flexモデム、なしのいずれかより選択。
     
■新製品の特徴
     
1.マルチポジショナルPC「FLORA 220MP」
     
   モバイルでは手書き入力のペンコンピュータ、オフィスではキーボードとマウスを接続してデスクトッ
 プPCとして、用途に合わせた幅広い利用が可能なマルチポジショナルPCです。
     
(1)国内トップレベルの認識率を誇る手書き文字認識ソフトウェア「てが〜る」を搭載しており、可変入力
  方式では、画面の上のどこに文字を書いても認識することができます。続け書きや崩し文字、筆順違い
   にも対応した効率の良い快適な操作環境を提供します。
     
(2)今回、より使い易い入力インタフェース実現に向け、日本IBM社の音声認識ソフトウェア「ViaVoice
   (TM)」をサポートしました。本体にマイク端子を設け、「てが〜る」を「ViaVoice(TM)」と連動できる
   ようにしています。これにより、例えば音声入力した文章の修正を「てが〜る」で行うなど、キーボー
   ド・マウスが不要でスピーディな操作性を実現します。「ViaVoice(TM)」は句読点を自動挿入される文
   字入力はもちろん、インターネットサーフィンも声で行うことができます。
     
(3)CPUを従来の MMX(R)Pentium(R)プロセッサ(266MHz)から低消費電力型 Mobile Intel(R)Celeron
   (TM)プロセッサ(266MHz)に向上させ、さまざまな業務の高速処理を可能にしています。
     
(4)コンパクトなB5ファイルサイズに、大きく見やすい10.4型TFT液晶ディスプレイを搭載し、800×600
   ドット(SVGA)・26万色の高解像度表示に対応しています。また、従来機と比較して画面の映り込みを低
   減させた新開発のタッチパネルを採用し、液晶の見やすさを改善しました。
     
(5)画面を保護するための液晶保護カバーを折りたためばスタンドになり、省スペース液晶デスクトップ
   PCとしての使用が可能です。液晶保護カバーは最大360°まで回転可能です。
     
(6)標準バッテリーで最大約2.5時間、オプションの大容量バッテリーを使用すれば最大約5時間の連続使用
   が可能です。(パワーマネージメント機能利用時)
     
(7)カスタムメイド対応により、メモリー容量、通信機能(LAN/モデム)、キーボード、マウス、ポート
   リプリケータの添付、および、音声入力ソフト「ViaVoice(TM)」のプレインストール等を希望に応じ
   て選択可能。
     
2.音声認識ソフトウェア「ViaVoice(TM) Pro ミレニアム」
     
    作家、翻訳家など大量の文書を作成される方から、キーボードの苦手なPCの初心者までの幅広いユ
  ーザーを対象とした日本IBM社の連続音声認識ソフトウェアです。
     
(1) ワープロはもちろん、電子メールや表計算などのアプリケーションの起動や操作も声で行うことがで
    き、専用マイクロフォンを装着して話すだけで複雑なメニューも即時に実行。わずらわしい操作を声
    で簡単に行えます。ワープロやEメールなど、あらゆるアプリケーションで声が一字一句入力され、
   「かな漢字まじり」の文章が画面上に表示されていき、キーボードの2倍*注の速さで入力することが
    可能です。
     
(2) 日本IBM社の音声認識テクノロジーにより、認識率は90%*注以上。高度な学習機能を備え、認識し
    た語を修正したり、未登録の語を登録して使えば使い込むほど認識率は高くなっていきます。
     
(3) 多くのWindowsアプリケーションにダイレクト・ディクテーション(音声による文章入力)が可能です。
    Microsoft(R) Word2000/98/97、およびOutlook(TM)2000/98でナチュラル・コマンドを使用したテ
    キストの入力、編集、および書式設定や、電子メールの送受信ができます。
     
(4) Webのナビゲーション、チャット、メール送信を音声で実行可能です。
     
*注:数値は日本IBM社のテストによる。
      
■略記注記
  ・Windows(R)98 = Microsoft(R) Windows(R)98 Operating System
  ・Word2000/98/97 = Microsoft(R) Word2000/98/97
  ・Outlook(TM)2000/98 = Windows(R) Outlook(TM)2000/98
  ・Celeron(TM)  = Mobile Intel(R) Celeron(TM)プロセッサ
     
■他社商標注記
  ・ViaVoiceは、IBM Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  ・Pentium、Celeronは、Intel Croporation の商標または登録商標です。
  ・Microsoft、Windows、Word、Outlookは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国にお
    ける商標または登録商標です。
  ・K56flexは、Lucent Technologies社とRockwell International社の商標です。
  ・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
     
     
     
                                                                      以  上


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