日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小高俊彦)は、このたび、営業店などの小規模
拠点でATMネットワークを構築するのに最適な、省スペース・低価格を実現するとともに、高品質な音
声ネットワーク通信を実現する音声SVC機能を搭載した、ATMアクセスユニット「AU50」を製品
化し、9月14日から販売を開始します。
インターネット/イントラネットの急速な普及に伴い、効率よく音声とデータを統合するATMネット
ワーク通信のニーズが高まっています。大規模企業で安価なATM専用線を利用したATMネットワーク
の構築が進む一方で、近年では中小規模の企業や、大企業の営業店などの小規模拠点にもATMネットワ
ークが広がりはじめています。
当社では、大規模ネットワーク向けに、音声とデータを統合し、効率的なネットワーク通信を実現する
ためのATMアクセスユニット「AUシリーズ」を平成9年5月から発売しています。
今回発売するATMアクセスユニット「AU50」は、営業店などの小規模拠点のネットワーク構築に
最適な、省スペース、低価格モデルです。また、標準的に利用される端末インターフェースをあらかじめ
サポートしているため、ネットワークに容易に接続できます。さらに、音声SVC機能(*1)機能により高
品質な音声ネットワーク構築を実現します。
(*1)SVC(Switched Virtual Connection):相手選択接続=ATM交換網で使われる通信方式の一つで、
通信開始時にその都度相手を指定して接続する方式。
■価格および出荷開始時期
製 品 名 : ATMアクセスユニット「AU50」
価 格 : 148万円(*2)
出 荷 開 始 日: 平成11年11月1日
(*2)標準構成:128k bit/s Iインタフェース、音声4回線、データ2回線、フレームリレー1回線
以 上
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