日立製作所　家電グループ（グループ長＆ＣＥＯ：宇根山　祥久）は、平成１１年度向け電気暖房器具の
新製品として、昨年より採用したウールミックスカバーに天然素材の「キトサン」を配合し、抗菌・防臭効
果を高めた電気カーペットや、部屋から部屋への移動が楽なキャリングハンドル付き加湿器等、計１３機種
を８月２１日から発売します。

■本体標準価格・仕様

■電気カーペットの特徴
　電気暖房の主力商品である電気カーペットの需要は、堅調に推移しており、平成１１年度は、買い替え・
買い増し需要を中心に約１４８万台とほぼ前年並みの需要が見込まれています（日立調べ）。
　今回発売する電気カーペットは、天然素材のウールと天然キトサンを綿に練り込んで織り上げ、抗菌・防
臭効果を高めました。
また、本体には独創的な「ワッフルクッションマット」に「中空繊維」を採用し、高い断熱性と快適なすわ
り心地を実現しました。「中空繊維」は、マカロニ形の中空構造で繊維の中の空気が保温性を高めています。
省エネ性については、保温性が高い「遠赤外線ウールミックスカバー」で約５％、「ワッフルクッションマ
ット」のくぼみ部分の床に逃げる熱ロスを抑える効果で約１０％、「中空繊維」の効果で約５％など、構造
面で約２０％の省エネ効果を達成しています。
＊条件：６畳フローリング床で、初期床温１５℃で運転。当社５年前のMHU-201CSの「４」目盛り運転との
　比較

■加湿器の特徴
　加湿器の需要は、ルームエアコンを暖房機として使用するユーザーの増加に伴い、年々増加を続けており、
平成１１年度は１２５万台と対前年１０％増の需要が見込まれています（日立調べ）。
　今回発売する加湿器は、ヒーターで加熱してスチームを発生させてファンで送り出すスチームファン式に、
５００ｍＬ／ｈタイプを加えて充実させ、握りやすく、運びやすい「キャリングハンドル」やエアフィルター
で捕えた菌の繁殖を抑制する抗菌「カテキン染色処理エアフィルター」(SVF-51 SVF-71のみ)を内蔵してい
ます。
　また、軽くうるおう程度の微弱な間欠運転で、1日１回の給水ですむ「うるおい加湿２４」ボタンや約４０
・５０・６０％の湿度を保つように自動運転する湿度センサーなども備えています。他に４２０ｍLタイプ、
７００ｍLタイプを合わせ、計３機種を発売します。

■その他商品
　このほか、遠赤外線でやさしく暖かで、しかもクリーンな「遠赤外線パネルヒーター」や、便利に使える
セラミックを使った遠赤外線ストーブなど新型合計１３機種を取り揃えて発売します。

  (  )はポケットモンスターデザインタイプを内数で含む（７月１５日発売済み）


                                                                 以　上