日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO:宇根山 祥久)は、高まる健康志向に応え、油で揚げ
る調理法に比べて20〜50%のカロリーカットができる「ダイエットメニュー」キーを搭載し好評を得た
「ダイエットメニュー パリッ庫(MRO−N700)」
に、今回新たに「野菜中心」「焼き魚」キーを加えた「もっとお野菜 パリッ庫(MRO−V700)」を
6月15日から発売します。
本製品は、ビタミンやDHA(ドコサヘキサエン酸)などの摂取に敏感で、家族の健康を気遣う主婦に向
け、従来の「ダイエットメニュー」キーに加えて、さらにメニューを広げ、ホイル焼き、焼き野菜、煮物な
どができる「野菜中心」キーと、丸身や切り身の魚が焼ける「焼き魚」キーを搭載しています。
また、新断熱構造の採用により、設置スペースの必要幅を従来の58cm(MRO-N700)から49.4cm
に低減し、同価格帯では業界で最小*の据付寸法を実現しました。
さらに、レンジのパワーを500Wから550Wに高め、加熱時間の短縮を図るとともに、庫内に放射す
るマイクロ波の放射口を1箇所から3箇所にし、直接食品にあたる電波の量を増やすことにより、従来機種
(MRO−N700)に比べて16%の省エネを実現しました。
* 1999年6月4日現在
■本体標準価格・発売日
型 式 本体標準価格(税別) 発売日 当初月間生産計画
MRO−V700 58,000円 6月15日 10,000台
平成11年度の電子レンジの需要は、昭和60年代前半の需要最盛期の買替が顕在化してきていることと、
普及率が90%(経済企画庁調べ1999年3月時点)を越えていることから、安定した需要があり、年間360
万台(前年比103%)が見込まれています(日立推定)。
電子レンジのニーズとしては、(1)おいしく、簡単に調理できること、 (2)省エネルギーであること、
(3)省スペースであることなどが挙げられます。(日立調べ)
また、東京都の「成人期の健康栄養に関する調査」によると、食事で気をつけていることとして「野菜を
多く食べること」が第一位となっています。
「ダイエットメニュー パリッ庫(MRO−N700)」は、揚げ物などのカロリーカットをワンタッチ
で実現するオーブンレンジとして1998年8月に発売しましたが、油を使わない揚げ物が手軽にできる点
が多くのユーザーに受け入れられ、従来の同等機種に比べて2割増と順調に売上台数を伸ばしています。
こうしたニーズに対応し、『もっとお野菜 パリッ庫』は、「ダイエット」メニューに加え、「野菜中心」、
「焼き魚」などのメニューを、日常的に調理できるようにレンジとオーブンの機能設定や時間設定、温度設
定が不要のオート調理としました。メニュー数は、「ダイエット」はヘルシー天ぷら、一口カツなど10メニ
ュー、「野菜」はホイル焼き、焼き野菜などで13メニュー、「魚」は丸身、干物など5メニューをオートメ
ニューとして、調理ブックで作り方を紹介しています。
また、省スペースのニーズに応えるため新断熱構造を採用し、従来必要だった両サイドの排熱スペースが
不要となり、設置の必要幅が従来の約85%となりました。
さらに、レンジのパワーを500Wから550Wに高め、加熱時間の短縮を図るとともに、庫内に放射す
るマイクロ波の放射口を1箇所から3箇所にし、直接食品にあたる電波の量を増やし、反射部でのエネルギ
ー消失率を改善することにより、従来機種(MRO−N700)に比べて16%の省エネを実現しました。
加えて、オート選択つまみと脚カバーにスケルトン素材を採用し、新デザインとしています。
■主な仕様
型 式 | MRO−V700 |
電 源 | 交流 100V、Hzフリー |
電子レンジ | 高周波出力(W) | 550/200/100 |
消費電力(W) | 990 |
オーブン | 消費電力(W) | 1,230 |
温度調節範囲(℃) | 発酵、100〜250 |
グリル | 消費電力(W) | 1,030 |
健康ダイエットメニュー | ダイエット、野菜中心、焼き魚 |
あたため2段 | 有 |
パリッ庫網焼き | 有 |
待機電力「0」 | 有 |
庫内全面抗菌脱臭ブラックオーブ | 有 |
外形寸法(幅×奥行×高さ)(mm) | 494×380×324 |
加熱室有効寸法(幅×奥行×高さ)(mm) | 295×316×190 |
庫内容量(L) | 21 |
質量(kg) | 約16.0 |
角皿/丸皿(直径)寸法(mm) | 310/295 |
本体色 | ホワイトベージュ(CW)、ソフトグレー(HS) |
以 上
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