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平成11年5月17日 |
最新鋭インテルPentium(R)IIIプロセッサ(550MHz)を搭載した
「HITACHI Advanced Server HA8000シリーズ」中・下位サーバを発売 |
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日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小高 俊彦)は、この度、高性能サーバ『HITACHI
Advanced Server HA8000シリーズ』に、本日、インテル社より発表になった最新鋭インテルPentium
(R)IIIプロセッサ(550MHz)を採用し、Fibre ChannelやGigabit Ethernet(1000BASE-SX)、Ultra2
Wide SCSI-3等の先進の高速I/O技術に対応するなど、トータルシステム性能の向上を図った「HA8000/180、
150、140」の3モデルをラインアップに加え、5月18日から発売します。
インターネットやイントラネット、グループウェア、データウェアハウスなど、さまざまな分野で、企業
情報システムの中核に位置するサーバには、より高いプライスパフォーマンスや信頼性に加えて、クラスタ
接続や用途別に設置した複数サーバを統合管理することにより、運用・保守面での工数を低減したいという
ニーズが高まっています。
当社は、世界で初めてインテルPentium(R)II Xeon(TM)プロセッサを最大8個(8way)搭載したモデルを
はじめ、最新技術を駆使した高性能サーバ「Hitachi Advanced Server HA8000シリーズ」を昨年7月に発表
し、市場のニーズに応えてきましたが、今回、更なる高性能化の要求に対応するため、中・下位サーバの新
モデルを発売します。
■ 新製品の価格・出荷時期
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筐体 | モデル名 | CPU [最大] | メモリ最大 | HDD最大 [インタフェース] | プレインストールOS | 標準価格 (税別)(円) | 出荷時期 |
ラックマウントタイプ | HA8000/180 | PentiumIII (550MHz) [2way] | 2GB | RAID0:108GB RAID5:90GB(18GB×6) [Ultra2 Wide SCSI-3] | ・ Windows NT Server4.0 ・ OSなし より選択 | 1,689,000〜 | 7/1 |
キャビネットタイプ | HA8000/150 | PentiumIII (550MHz) [2way] | 2GB | RAID0:108GB RAID5:90GB(18GB×6) [Ultra2 Wide SCSI-3] | ・ Windows NT Server4.0 ・ OSなし より選択 | 1,489,000〜 | 7/1 |
HA8000/140 | PentiumIII (550MHz) [2way] | 1GB | RAID0:90GB RAID5:72GB(18GB×5) [Ultra2 Wide SCSI-3] | ・Windows NT Server4.0 ・ SBS ・ OSなし より選択 | 687,000〜 | 7/1 |
■ 新製品の特徴
1.最先端技術を採用した最新・最速のプロセッサを搭載
インテル社の最新・高性能CPU「Pentium(R)IIIプロセッサ(550MHz)」を搭載し、Intel 440BXチ
ップセットによりデュアルプロセッシングを実現。
2.高速I/O技術を採用
(1)100Mバイト/秒の高速シリアルインタフェースのFibre ChannelやバックボーンLANの構築も
可能にするGigabit Ethernet(1000BASE-SX)等の最新のI/O高速化技術をサポート。
(2)16bit幅で80Mバイト/秒の高速データ転送を実現するUltra2 Wide SCSI-3インタフェースを
採用。LVD(Low Voltage Differential)対応の高速HDDの採用により、ノイズに強く、SCA2
(Single Connector Attachment)にも対応。
3.高い信頼性を確保
(1) Microsoft(R) Windows NT(R) Server Enterprise Edition Version4.0に対応し、複数
台のサーバをクラスタ化することにより、高い可用性を実現。また、HiRDBやOracle
Parallel Server Option forWindowsNTでは負荷分散型のクラスタ構成によりスケーラ
ビリティを実現。
(2) ディスクアレイはホットプラグやホットスペア機能を備え、ディスク障害に対する高信頼
性を実現。冗長化電源(電源の多重化)により、一つの電源が故障しても他の電源ユニッ
トでシステムダウンを防止。メモリエラーの自動検出・訂正機能を備えたECCメモリを採
用し、データの高信頼性を実現。
4.サーバの集中管理による運用・管理の効率化
(1)国内オフィスへの搬入も容易な高さ190cmのラックマウントタイプを用意。サーバ本体はもち
ろん、CRTやキーボード、マウス、UPS*1(無停電電源装置)等の周辺装置、および、www/DNS*2
/メール/FTP*3といった用途別サーバの一括収納が可能で、複数サーバの集中管理による運用
・管理の効率化を実現。オフィスに気軽にサーバが設置できるよう高さ820mmのハーフラック
も用意。(HA8000/180のみ)
(2)業界標準のDMI*4に準拠し、複数サーバの安定した運用・管理を強力に支援するサーバ管理ツ
ール「System Manager」を標準添付。SVP*5ボードとの組み合わせにより、電源オン・オフの
スケジューリング機能、遠隔地からの障害保守やサーバの電源オン・オフ制御、複数サーバに
よるクラスタシステムの稼働状況を管理するNTクラスタ管理機能、統合運用管理ソフトウェア
「JP1」との連携機能等、サーバの効率的な運用・管理を実現。
5.お客様のニーズに応じた構成で出荷するカスタムメイド対応
(1)メモリ、LANボード、DATなどの周辺機器、ドライバやOSなどのソフトウェアを、お客様のニ
ーズに応じてあらかじめサーバに組み込んだ状態で出荷するセットアップサービスを標準サポ
ート。
(2)ドメイン名、ユーザ情報の設定、プロトコル選択等、お客様の要望に応じたWindows NT(R)
Server4.0の代行インストールを行い出荷するOSのカスタムインストールサービスも用意。本
サービスを利用した場合、お客様は「ソフトウェア使用許諾契約への同意」と「プロダクトID
の入力」を行うだけで、 Windows NT(R) Server4.0を使用可能。
6.拡張性に富んだ高速・大容量デバイスをサポート
最大70GBの大容量DLT*6や最大15巻のDLTが収納可能なDLTチェンジャー(HA8000/180のみ)、最大
6巻のDATが収納可能なDATチェンジャー等の大容量バックアップ装置をサポート。また、最大2GBま
でキャッシュ容量が拡張可能で、Fibre Channelにも対応した大容量・高性能ディスクアレイ装置
DF350をサポート。
■本文注記
*1:UPS=Uninterruptive Power Supply
*2:DNS=Domain Name System
*3:FTP=File Transfer Protocol
*4:DMI=Desktop Management Interface
*5:SVP=Service Processor
*6:DLT=Digital Linear Tape
■略号注記
・Windows NT Server4.0の正式名称は、Microsoft(R) Windows NT(R)Server Operating System
Versin4.0です。
・SBSの正式名は、 Microsoft(R) BackOffice(R)Small Business Serverです。
■他社商標注記
・Pentiumは、米国Intel社の登録商標です。
・Microsoft、Windows NT、BackOfficeは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国におけ
る登録商標です。
・DLTとDLT Tapeは、Quantum社の商標です。
・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
以 上
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