日立製作所は、接続する多機能電話機で漢字表示機能を標準サポートす
るとともに、PHSデータ通信サービス「64kPIAFS」にも対応したアドバンスト
マルチメディアノード「NET TOWER CX8000シリーズ」を2月9日より発売します。
本製品は、柔軟なシステム構築とより快適なコミュニケーション環境を実現す
るとともに、新たに64bitCPUを採用し、将来のシステムアップや拡張性にも
幅広く対応します。
近年の情報通信ネットワークは、通信技術の高度化に伴い、インターネット
やEメールが急速に進展するなど、回線サービスも多様化し、ますますマルチ
メディア化が進んでいます。一方、長引く景気低迷の影響で企業の設備投資
は慎重であり、PBXに対しても、コストパフォーマンスの向上や将来を見据え
た拡張性の確保、さらには使い勝手の向上等のニーズが高まっています。
当社では、このようなニーズに対応した「NET TOWER CX8000シリーズ」を
発売します。本シリーズでは、接続する多機能電話機で漢字表示機能や、内
線通話時に相手の名称を漢字表示するネーム表示機能(*1)、さらには席
が移動しても内線番号がそのまま使える内線番号ポータビリティー機能を実
現しました。また、20桁×3行の見やすい大型ディスプレイを採用することで、
使い勝手の高い、よりフレンドリーな電話機を実現しました。
また、日立CTIコアシステムを内蔵すれば、電話・FAXとパソコンの緊密な
連携が可能になります。さらに、PHSのデータ通信サービス「64kPIAFS」
(*2)に対応し、サービスエリア内ならPHS端末にPDAやパソコンを接続して
64kbit/sの快適なコミュニケーションが実現します(*3)。なお将来の拡張性
を考慮し、プロセッサには64bitCPUを採用しました。
(*1) 予め内線毎に名称の登録が必要です。
(*2) PHSインターネットアクセスフォーラム標準
(*3) PHS、接続装置及び周辺機器が全て64kbit/sデータ通信機能に対応
している必要があります。
【価格および出荷時期】
機 種 | 本 体 価 格 | 出 荷 時 期 |
CX8000シリーズ | 475万円〜 (内線:192回線,局線24回線の場合) | 平成11年4月1日 |
*上記価格には電話機等周辺機器費は含みません。
*上記価格には工事・保守費及び消費税は含みません。
以 上
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