| HITACHI HOME | UP | SEARCH | HITACHI

News Release

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。


平成11年2月4日

北米での情報事業強化のため組織を再編

−日立PCコーポレーション(USA)社のリソースを
日立データシステムズ社に順次移管し、同社を清算−

  日立製作所はこのたび、北米における情報事業を強化すべく、日立データ
システムズ社(以下 HDS)を、同地域の企業向けソリューションプロダクト、
サービスを提供する拠点とすると発表しました。新たなソリューション事業の
展開に伴い、日立PCコーポレーション(USA)社(以下 HIPC)の製品、販売
チャネルなど、事業をHDSに順次移管し、同社を清算することにしました。

  今回の発表について、日立製作所の小高取締役兼コンピュータ事業本部
長は次のように語っています。「今回の情報事業の再編は、市場環境の変化
や、北米の顧客に対して広範なソリューションを提供できるよう、より強固な
事業基盤を構築したいという我々の願いに対応したものです。将来にわたり、
当社は、北米地域を非常に重要なIT市場と見ており、ソリューションビジネス
を着実に拡大していくことに注力していきます。」

  また、HDSの小清水経営委員会会長は、「今回発表した方針は、主にハイ
エンドのプラットフォームのトップサプライヤーだったHDSが、今後新たにあ
らゆるサービスやマルチプラットフォームを提供するソリューションプロバイダ
ーへと事業を転換する重要な足がかりとなります。両社とも日立の子会社で
あることや、マーケティングプログラムでの協力により、今回の再編は、より
一層のシナジー効果を生むだけでなく、あらゆる顧客に対して真にフロントオ
フィスからバックオフィスまでへの対応を強化・拡充することができます。」
と語っています。

  HIPCの関島社長は「昨年よりHIPCでは、PCサーバの投入と、HDSとの
緊密な共同マーケティングにより、end-to-end computing のビジョンをスター
トしました。今回の再編によりこうした我々のビジョンが実現するとともに、顧
客に対し、HDSのハイエンドシステムやサポート力と、HIPCの製品と販売チ
ャネルという、両社の強みを提供することが可能となり、HDSは企業向け情
報システムの市場で優利な地位を得ることができるでしょう。」と語っています。
 
<日立データシステムズ社の概要>
(1)会 社 名:日立データシステムズ社
                  (Hitachi Data Systems Corporation)
(2)本    社:米国カリフォルニア州サンタクララ
(3)従業員数:約2,300名
(4)資 本 金:2億4千万ドル(日立83.8%、エレクトロニック・データ・システム社
                  (EDS)16.2%)日立は4月21日までに全株取得することでEDS社と
                  合意しています。
(5)経営委員会会長:小清水義紘
    * URL  http://www.hds.com


<日立PCコーポレーション(USA)社の概要>
(1)会 社 名:日立PCコーポレーション(USA)社
                  (Hitachi PC Corporation (USA))
(2)本    社:米国カリフォルニア州ミルピタス
(3)設 立 日:1995年7月26日
(4)従業員数:約90名
(5)資 本 金:1億ドル
(6)事業内容:北米市場向けパーソナル・コンピューターの販売並びにマーケ
                   ティング
(7)社    長:関島康雄
    * URL  http://www.hitachiPC.com



                                                                     以   上


WRITTEN BY Secretary's Office
All Rights Reserved, Copyright (C) 1999, Hitachi, Ltd.