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News Release

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平成10年7月9日

BSデジタル放送に対応するプログレッシブスキャン採用
「新マジックウィンドウシリーズ」を発売

―ハイビジョンテレビ,ワイドテレビ合計6機種を新発売−

  日立製作所は、2000年に始まるBSデジタル放送に対応する機能、性能を備えたハイビジョンテレ
ビとワイドテレビ「新マジックウィンドウシリーズ」計6機種を9月1日より順次発売します。
  新シリーズは、BSデジタル放送の規格である1080i,480p,480iの入力信号に対応し、BSデジ
タル放送用アダプターを接続することで、各種の信号で送信される番組を高画質で視聴することがで
きます。また、通常の放送(NTSC方式)も第2世代プログレッシブスキャン方式を採用し、地上波の受
信状態に合わせて画質を選択できるので、従来に比べてさらに目にやさしい映像で再現します。さらに、
32型以上の機種にはハイビジョン用のフラットブラウン管を採用しています。
このほか、テレビ番組表を見ることができる「Gガイド」機能を採用するとともに(W32−GF20を除く)、
録画予約したい番組をテレビ画面上で設定するとVTRが自動的に連動する機能も搭載しています。

<型式・価格>
タイプ画面サイズ型式発売日標準価格月産台数
BS内蔵
ハイビジョンテレビ36型W36−HF212月 1日550,000円
32型W32−HF210月 5日480,000円計 5,000台
BS内蔵
ワイドテレビ36型W36−GF212月10日370,000円
32型W32−GF29月 1日300,000円
32型W32−GF209月10日280,000円
28型W28−G29月10日210,000円計20,000台
 近年、各映像メディアのデジタル化が急速に進展しており、なかでも2000年のBS放送のデジタル
化は目前に迫っています。BSデジタル放送は、現在のアナログでのBS放送4チャンネルのサイマル
放送に加えて6チャンネルの放送が増えることになります。放送方式は、1080i、480p、480iの3つ
が既に決定されており、それらの入力信号に対応するテレビが必要になってきます。
 日立は、BS放送のデジタル化をにらみ、BSデジタル放送用アダプターを接続することで各種の入
力信号を高画質で再現するテレビを発売します。コンポーネント入力端子(Y/PB/PR)を全機種に採
用し、NTSCからハイビジョンまで入力できます。
  通常のNTSC方式は、第2世代プログレッシブスキャン方式で表示するので、データ放送の画面等
で増えている細かい文字やグラフィックを、チラツキの少ない目にやさしい映像で表示できます。また、
32型以上の機種にはハイビジョン用のフラットブラウン管を採用しています。さらに、各家庭の地上
波の受信状態に合わせてノイズを低減することができる回路を新たに開発しています。
  また、テレビ番組表が表示される「Gガイド」機能も搭載(W32−GF20を除く)しているので、番組名
や出演者などの情報を画面に表示することができます。さらに今回の「Gガイド」は、ビデオ録画連動
機能が付加され、画面の番組表から録画予約したい番組を選ぶと自動的にVTRへの録画ができます。
  このほか、昨年秋に発売した「マジックウインドウシリーズ」に搭載し、好評を得ているモジネット機能
も継続して採用(W32−GF20を除く)しています。ワンタッチでお天気情報を呼び出せるお天気ウイ
ンドウや、動くアイコンで情報を楽しく検索できるアクセスウインドウにより、いつでも見たい時に簡単に
モジネット情報を見ることができます。
 



                                                                         以  上


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