日立製作所は、6月1日より発売した3.5合炊きIHジャー炊飯器で初採用した
「鐡丸(てつまる)羽釜」を、高級機種「RZ−CWX」シリーズ(ツインIH)と、
標準機種「RZ−CY」シリーズ(IH)にも採用したIHジャー炊飯器2機種・4モ
デルを8月1日より発売します。
「鐡丸羽釜」は、内釜の底面部の発熱体に従来のステンレスではなく、強磁性体(炭
素鋼)の鉄を採用し、IH加熱の強火力を最大限に引き出します。また、内釜は最大部
分6mmの厚みを持ち、上部に設けたフランジ(羽根)により、熱を外に逃がしにくい
構造で、高い蓄熱力と温度の均一化を図ることができ、炊きムラを少なくし、おいしく
炊き上げます。
さらに、ふたは遠赤ウェーブ加熱板を採用し、取り外せる2重構造で熱が逃げにくく
なっており、羽釜の効果と合わさって、保温電気代の節約が最大で約25%可能です*。
加えて、清潔性にも配慮し、ふた加熱板は簡単に外して洗えます。
*当社従来機種「RZ−IHC」比
<本体標準価格と発売日>
商品名 | 型 式 | 容 量 | 本体標準価格(税別) | 発売日 | 当初月間生産数 |
IHジャー炊飯器 | RZ−CWX10 | 1.0L | 50,000円 | 8月1日 | 5,000台 |
RZ−CWX18 | 1.8L | 54,000円 | 8月1日 | 5,000台 |
RZ−CY10 | 1.0L | 35,000円 | 8月1日 | 10,000台 |
RZ−CY18 | 1.8L | 39,000円 | 8月1日 | 10,000台 |
平成10年度のジャー炊飯器の需要は約600万台(前年比93%)が見込まれていま
す。若干下落傾向の中で、IHジャー炊飯器は構成比は53%、前年比105%と堅調に
伸びており、今後もその構成比は高まると予想されます。(日立調べ)
近年のトレンドは、簡単でおいしくはもちろんのこと、さらに清掃性や省エネ、コンパ
クトであること等が求められています。
今回発売する高級機種「ツインIH&鐡丸羽釜」(「RZ−CWX」シリーズ)は、釜
の底面と側面からのIH加熱で、羽釜に効率よく高火力を与えます。
また、標準機種の「IH&鐡丸羽釜」(「RZ−CY」シリーズ)は釜の底面にIHを
搭載し、側面にはヒーターを採用し、2つの組み合わせで羽釜を加熱します。
両機種とも、釜は最大部分6mmという厚みと上部のフランジ(羽根)により、熱を外に
逃がしにくい構造で、高い蓄熱力と温度の均一化を図ることができ、おいしいご飯を炊き
上げます。
さらに、ふたは取り外しできる遠赤ウェーブ加熱板を採用するとともに、熱が逃げにく
い2重構造と羽釜の効果により、保温時の電気代を最大で約25%節約できます。
このほか、日立独自の「浸しキー」「白米少量炊き」「メロディ報知」等の特長は引き
続き採用し、様々なニーズに対応しています。
<仕様>
ツインIH&鐡丸羽釜
型 式 | | RZ−CWX10 | RZ−CWX18 |
消費電力 | 炊飯 | 1,070W | 1,280W |
保温時 | 35W | 45W |
炊 飯 容 量 | | 0. 09〜1.0L | 0. 18〜1.8 |
| | (0.5〜5.5合) | (1合〜1升) |
内釜の厚さ | | 最大6mm・取っ手付き |
メニュー | | 白米(炊き込み・おこわ)・新米・玄米おかゆ・すしめし |
白米炊き分け | | 3段階(硬・ふつう・軟) |
白米少量コース | | 0.5〜2カップ | 1〜3カップ |
| | (0.09〜0.36L) | (0.18〜0.54L) |
外形寸法(cm) | |
幅×奥行×高さ | | 26.3×36.3×22.6 | 30.0×40.0×24.8 |
質量(重さ) | | 約4.2kg | 約5.1kg |
本 体 色 | | ソフトベージュ(C) |
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