日立製作所はこのたび、業界で初めて、用紙サイズ、紙厚が異なる帳票を同時に
読み込むことができるOCRである「Imaging-OCR」を製品化し、2月18日より発
売します。本製品は、通常のOCRスキャナでは感知できない帳票枠も鮮明で高精細
なイメージ入力が行え、また、クラス最高速の読み取り性能を実現しています。
近年、業務書類の電子化によるペーパーレス指向のシステム構築が進展する中、
大量の帳票類を扱う銀行や保険業を中心に、用紙サイズ、紙厚が異なる帳票を一括
処理したい、また、OCR帳票の読み取りと非OCR帳票のイメージ入力を同時に行いた
いというニーズが高まっています。
当社では、昭和47年に国産初の汎用手書きOCRを製品化して以来、昭和57年に卓
上型OCR、平成8年には100万円を切る低価格を実現したWindowsR95対応のOCRを発
売し、常に業界をリードすると共に、企業の基幹業務で必要とされる定型伝票入力
のニーズに応えてきました。
「Imaging-OCR」は、業界で初めて、用紙サイズ、紙厚の異なる帳票を一括して
入力することができ、通常のOCRスキャナでは感知できないドロップアウトカラー
OCR帳票枠も鮮明で高精細なイメージ入力が行えます。また、クラス最高速の読み
取り性能(A4横・手書き数字300字:約75枚/分)を実現したほか、当社のファイ
リングシステム「HITFILE」と連携することによって、帳票の読み取りとファイリ
ングが同時に行えます。
【出荷時期】
平成10年3月〜
【価格】
350万円〜(標準構成時)※パソコンの価格は含みません。
【他社商標注記】
・Windowsは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporation.の登録商
標です。
・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
【略号注記】
・Windows95の正式名は、MicrosoftR WindowsR Operating System 95です。
以 上
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