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News Release

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平成9年12月9日

「MパラレルサーバMP5400」新モデルを製品化

ネットワーク・コンピューティングにおける基幹サーバとしての機能強化

 日立製作所はこのたび、「MパラレルサーバMP5400」の新モデルとして、
イントラネット/インターネットやモバイル環境への対応、基幹サーバとしてのシ
ステム性能や信頼性/運用性を向上させ、現行モデルと比べ、コストパフォーマン
スを最高約30%向上した「MパラレルサーバMP5400Eモデル」を製品化し、
またオペレーティングシステム「VOSK/FSおよびVOS1/FS」の機能強化
を行い、12月11日より販売を開始します。

 近年、情報システムにおいて、イントラネット/インターネットやモバイル等の
ネットワーク環境の整備、データウェアハウスやグループウェア/ワークフロー等
の新しい情報処理技術の進展などを背景として、目的と役割に応じたサーバ/クラ
イアントのシームレスな統合/協調処理と情報の広域で戦略的な活用を実現するネ
ットワーク・コンピューティングが脚光を浴びています。一方、メインフレームは、
ネットワーク・コンピューティング進展の中でも、基幹業務システム基盤としての
高信頼性/安定稼働性、優れた運用/管理機能とトータルコストの経済性等を背景
に、基幹サーバとしての重要性が再認識され、その役割の強化が求められています。

  当社では、平成7年9月に、従来の中小形メインフレーム「HITAC 
M−840」と「オペレーティングシステムVOSKおよびVOS1/ES2」の
後継としてパラレル技術を採用した「MパラレルサーバMP5400」と「オペレ
ーティングシステムVOSK/FSおよびVOS1/FS」を発表しました。
 
  今回の新モデルでは、現行モデルと比べ、コストパフォーマンスを最高約30%
向上させています。また、信頼性や運用性を向上したディスクアレイ装置やDAT
オートローダ装置等の周辺装置の新製品も併せて発売します。さらに、主記憶装置、
磁気ディスク装置について、それぞれ約30%減、約50%減と大幅に低価格化を
図りました。また、ネットワーク・コンピューティング環境における基幹サーバと
しての役割を強化すべく、WWWブラウザ、モバイル環境からの基幹データベース
へのアクセスや、Javaを利用してのWWWブラウザからの基幹業務の操作/実
行を可能とし、グループウェア/ワークフロー等のオープンシステムとの連携も強
化しました。


<価格および出荷時期>
製品価格出荷時期
MP5400Eモデル デスクサイドタイプ約780万円より(注)平成9年12月
MP5400Eモデル キャビネットタイプ約 1,700万円より(注)"
VOSK/FS (MP5400Eモデル用)約190万円より"
VOS1/FS (MP5400Eモデル用)月額約 25万円より平成10年3月
注:主記憶装置,磁気ディスク装置,DAT装置,LAN制御装置,プリンタ,
    パソコン含むシステム構成価格

<他社商標に関する記述>
・ Java 及びすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国およびその他の国における
   米国Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。
 


                                                   以  上


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