日立製作所は、平成9年度の業績見通しを下記のとおり修正します。
記
1.単独決算の見通し
平成9年度 平成8年度
今回見通し 前年度比 前回見通し(*) 実績
売 上 高 4兆1,500億円 96% 4兆3,500億円 4兆3,107億円
経 常 利 益 700億円 83% 1,100億円 843億円
当 期 利 益 500億円 86% 750億円 580億円
*前回見通し:平成9年5月決算発表時点
[業績見通し修正の要因]
大型コンピュータを中心とする情報事業、またディスプレイ事業は堅調ですが、
DRAM市況が依然低迷しており、その価格は当初見通しを下回って推移していま
す。また、消費税引き上げの影響に、今夏の天候不順も加わり、エアコンを中心と
した大型家電品が低調に推移し、さらに通信機ビジネスの主力である電子交換機に
ついても需要が大きく減少しています。このため、売上高は前回見通しに比べ
2,000億円減の4兆1,500億円(前年度比96%)、経常利益は同じく
400億円減の700億円(前年度比83%)、当期利益は同じく250億円減の
500億円(前年度比86%)となる見込みです。
2.連結決算の見通し
平成9年度 平成8年度
今回見通し 前年度比 前回見通し(*) 実績
売 上 高 8兆5,500億円 100% 8兆6,200億円 8兆5,231億円
税引前当期利益 2,650億円 101% 3,100億円 2,633億円
当 期 利 益 890億円 101% 1,050億円 883億円
*前回見通し:平成9年5月決算発表時点
以 上
|