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News Release

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平成9年5月8日

ディスクアレイサブシステム「H-6592/6595」を発売

−マルチプラットフォームに対応、オープンシステムとの連携強化−

 日立製作所はこのたび、大型コンピュータと、UNIXサーバやPCサーバ等の
オープンシステムの両プラットフォームに対応し、かつ現行機の約2倍の9.2ギガ
バイト(GB)の容量を持つ3.5インチディスクドライブを用いて最大サブシステ
ム容量1.6テラバイト(TB)を実現した「H−6592/6595」を製品化し、
5月12日より発売します。

  インターネット/イントラネットの普及や、グループウェア、データウェアハウス
の活用等により情報システムが扱うデータ量は年々増大しており、現在多くの企業
で利用されているディスクアレイ装置についてもさらなる大容量化、高信頼化が求
められています。また企業システムにおいて基幹業務システムとオープンシステム
の共存、連携が進む中、さまざまなプラットフォームのコンピュータが混在してき
ており、これまで各プラットフォーム毎に別々に必要で、維持・管理・運用も別に
行わなければならなかったディスクアレイ装置についても、複数プラットフォーム
のサポートによる維持・管理・運用の統合が求められています。


  当社では、ディスクアレイ装置を平成5年よりオープン市場向けに、平成7年よ
り大型コンピュータ向けに投入しており、その高信頼性、高性能、高機能に対して
高い評価を得ています。
 今回、新たに製品化した「H−6592/6595」は、従来モデル
「H−6591/6595」の後継機で、大型コンピュータに加え、オープンシス
テムとの接続も可能です。これにより各プラットフォーム毎に必要であったディス
クアレイサブシステムを統合でき、ストレージの維持・管理コスト、運用負荷を削
減・最適化できます。また、本サブシステムを介して大型コンピュータとオープン
システムの間でデータの交換を行う機能も実現しています。これにより、従来はオ
フラインの状態での磁気テープ等の媒体交換もしくは、ネットワークを介したファ
イル転送等に限られていたデータ交換が、本サブシステムにより高速に実現できま
す。さらに本サブシステムに格納されたオープンシステムのデータは、大型コンピ
ュータに接続されている高性能/高信頼な磁気テープライブラリ装置等を使用して
バックアップすることが可能です。
  また、本装置では従来モデルでサポートしていたRAID5に加え、RAID1
もサポートしており、サブシステム内での両RAIDレベルの混在も可能です(大
型コンピュータ接続時)。

 <価格(月額)>
    H-6592-1形ディスク制御装置(キャッシュ256MB標準装備)                
                                               130万円〜
    H-6595-917形ディスク駆動装置(RAID5基本装置、容量46.72GB)           
                                               110万円〜
    H-6595-914形ディスク駆動装置(RAID1基本装置、容量17.52GB)           
                                                75万円〜

<出荷時期>
    H-6592-1形ディスク制御装置         平成9年5月末
    H-6595-917形ディスク駆動装置       平成9年5月末
    H-6595-914形ディスク駆動装置       平成9年5月末

※H-6588-9型ディスク駆動装置エミュレーション、及びオンラインデータ移行機能
については平成9年6月末から、大型コンピュータとオー  プンシステムとのデー
タ交換機能関連については、平成9年8月末からとなります。

[他社所有商標等に関する表示]
・ UNIXはX/Open Company Ltd.が独占的にライセンスする米国ならびに他の国に
   おける登録商標です。
・ その他の会社名、団体名、商品名は各社、各団体の名称、商標または登録商標
   です。



                              以 上


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