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平成9年3月13日
OEM市場向け2.5インチ磁気ディスク装置を発売
−薄型で最大3.2ギガバイトの業界最大容量を実現−

日立製作所は、このたび、高記録密度を実現する最新の信号処理技術、
EPRML*を新たに採用し、薄型(12.7ミリ厚)の2.5インチ磁気ディスク
装置としては業界最大の記憶容量(3.2ギガバイト)を実現した
「DK226A−32」を、小型磁気ディスク装置のラインアップに新たに追加し、
3月17日より販売を開始します。
*EPRML(Extended Partial Response Maximum Likelihood):従来の信号処理
技術PRMLにノイズリダクション機能を追加して改良を図った、より高い記録密
度が実現した信号処理技術。
近年、従来はデスクトップPCで行ってきた業務を、ノートPCやサブノ−ト
PC等で行うケースが増加し、また、これらのモバイルコンピュータで画像データ
や音声データ等、大容量のマルチメディアデータを扱うケースも増えています。こ
うした背景のもと、ノートPCの記憶装置として2.5インチ小型磁気ディスク装
置についても一層の小型化・大容量化・高性能化が求められています。
当社では、平成5年11月に「DK200シリーズ」を製品化して以降、2.5
インチ磁気ディスク装置をOEM市場向けに提供し、好評を得ています。
今回、薄型(12.7ミリ厚)の2.5インチ磁気ディスク装置
「DK226A−32」(3.2ギガバイト)を製品化し、2.5インチ小型磁気
ディスク装置のラインアップに追加しました。
これらの製品を採用することにより、薄型のノートPCにおいても、デスクトッ
プPCと同等の記憶容量を実現することが可能となります。
「DK226A−32」では、高性能MRヘッドとEPRML信号処理技術とを
採用することにより、世界で初めて1平方インチ当たり2.0ギガビットの面記録
密度を達成し、12.7ミリ厚の2.5インチ磁気ディスク装置で最大3.2ギガ
バイトの業界最大容量を実現しました。
また、4,000rpmの高速回転により内部データ転送速度(媒体記録再生時)は最
大9.1メガバイト/秒、高速アクセス技術の採用により平均シーク時間は12ミ
リ秒を実現しました。さらに、インタフェースは標準インタフェースである
ATA−3をサポートすることにより、パソコンとのデータ転送速度は最大
16.6メガバイト/秒が可能となりました。
<価格>(OEMサンプル価格/税別)
DK226A−32(12.7ミリ厚) 8万円
<出荷時期>(OEMサンプル出荷時期)
DK226A−32(12.7ミリ厚) 平成9年4月
以 上