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平成9年2月5日光ディスクファイリングシステム 「HITFILE WN2/NTサーバ シリーズ」を大幅に機能強化
−WWW(World Wide Web)ブラウザを利用した検索を実現−
日立製作所は、このたび光ディスクファイリングシステム「HITFILE WN2/NTサーバ シリーズ」の機能を強化し、登録した大容量のイメージデー タを外部からWWWブラウザを利用して検索可能としました。またワープロ/表計 算等のOAソフトで作成したデータを、印刷出力時のイメージデータに変換し、他 のHITFILEイメージデータと同様に光ディスクに登録し、検索することを可 能とする「バーチャルプリント登録機能」等をサポートしました。 このような大幅な機能強化を図った新製品群を2月10日より発売します。 オフィス文書の管理スペース削減や検索の容易化による有効利用を図る光ディス クファイルシステムに対するニーズは依然高く、特にインターネット/イントラネ ットの普及が進む最近では、ファイルシステムに登録したイメージデータをWWW ブラウザから検索したいという要望が強まっています。 また、ホワイトカラーの生産性向上を目指し、グループウェアやワークフローな どを導入する企業が急増する中、これらのシステムで利用される、ワープロ/表計 算等のOAソフトで作成した文書を長期保存したいといったニーズが高まっていま す。OAソフトによる作成文書は、独自のフォーマットを持ち、機能拡張及び改善 を目的としたバージョンアップが行われることから、古いバージョンで作成された 文書は、活用できなくなる可能性が有るため、イメージ情報に変換して光ディスク に保存・活用する方法が注目されています。 当社では、クライアント・サーバ・システムとして提供する、パソコンベースの ファイルシステム「HITFILE WN2/NTサーバシリーズ」を、業界に先 駆けて平成5年12月に発売しました。また同時に、HITFILEにネットワー クでつながっている一般のパソコンでの検索を可能とする「FILEMATE/検 索ソフトウェア」も販売を開始しました。これらの製品により、オフィスに急速に 普及したパソコンLANと連携したオープン対応のファイリングシステムを実現し ます。 今回の機能強化では、WWWブラウザを利用して、海外支社や出張先等からでも HITFILEに登録されたイメージデータを参照・検索可能としました。WWW ブラウザが標準機能として持つGIF形式(75dpi固定)での参照はもちろん、高精細イ メージ情報をTIFF形式(400/200dpi)で、参照可能とする画像ビューア「Image VIEW」も提供しますので、図面/技術情報検索等の本格的な利用にも対応しま す。 さらに、ワープロソフトや表計算ソフト等のさまざまなOAソフトで作成したデ ータを長期に保存し、活用したいというニーズに応えるため、今回、こうしたOA ソフト等で作成したデータを印刷出力イメージのイメージ情報へ変換し、 HITFILEのイメージ情報とともに、統合ファイリングできる「バーチャルプ リント登録機能」を新たにサポートしました。 本機能により、HITFILEの適用範囲は、従来の紙ベースの文書ファイリング から、コード情報の登録(イメージ情報に変換しての登録)を含めた統合ファイリ ングシステムにまで広がります。 《新製品の出荷時期》 平成9年2月末〜 《新製品の価格》 「イントラネット/インターネット接続機能」支援用ソフト (サーバ側) ・FILEMATE InterServer : 67万円 ※WWWサーバとの連係を行う「HITFILE NTサーバ」用提供ソフト ・FILEMATE InterGate/NT : 33万円 ※「HITFILE NTサーバ」との連係を行うWWWサーバ用提供ソフト (クライアント側) ・Image VIEW : 3万円 「バーチャルプリント登録機能」支援用クライアント側ソフト ・バーチャルプリント機能 : 10万円 [他社所有商標等に関する表示] ・Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corp.の米国及びその他の国に おける登録商標です。 ・Pentiumは、米国Intel Corp.の登録商標です。 ・その他、記載の製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 以 上