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平成9年1月22日米HPと日立がHP−UXのコア機能を共同開発
ヒューレット・パッカード・カンパニー 株式会社 日立製作所 日立製作所(社長:金井務)と米ヒューレット・パッカード(米国カリフォルニ ア州パロアルト市、社長:ルー・プラット、以下HP)は、HPのUNIXオペレーテ ィング・システム(OS)であるHP-UXのコアとなる機能の拡張に関するソフトウェ ア共同開発で合意したことを発表します。この新しいテクノロジーは、HP-UXの稼 働環境設定の容易さ、柔軟性、高可用性を実現させます。 このテクノロジーは、オンラインでのインフラを強化するもので、システム環境 を再設定中にも、アプリケーションやデータベースがユーザをサポートできる機能 です。 このプロジェクトの最初の成果は、1997年中にリリース予定のHP-UXに反映され る予定です。 このテクノロジーは、日立やHPのようなミッションクリティカル分野のソリュ ーション・プロバイダーが戦略的な提携の下で共同開発した典型例です。 HPは本プロジェクトの初期段階から日立と共同開発できたことを高く評価し、 将来他の分野でも共同開発していくことを期待しています。 日立は、このような切れ目の無いシステム構成の変更は、これまで同社が築いて きたメインフレーム環境にとって極めて重要と認識しています。 今回のHPとの共同開発に加え、日立は今後もHPとの協力関係を継続し、HP-UX ならびにHPとインテル社が現在共同開発している64ビットアーキテクチャの上で 稼動する次世代UNIXに技術的に貢献したいと考えます。 このプロジェクトは、両社がHP-UXプラットフォームの共同開発を始めたという 意味で、長期にわたるパートナーシップが新たな段階に入ったことを示すものです。 両社は、1989年以来広範囲な提携関係を構築してきました。それらは、HPのプレ シジョンRISCアーキテクチャである「PA-RISC」チップの共同開発、HP−UXをベー スにしたOSで、UNIX95の認証を受けたHI-UX/WE2が稼動する日立の「PA-RISC」シ ステムの設計、開発などです。 日立は、HP 9000エンタープライズ・サーバ、ワークステーションを日立 9000Vシリーズとして販売しています。さらに、両社は、ネットワーク管理ソ フトウェアである「HP OpenView Network Node Manager」のWindowsNT ( R )版 の開発や、OSF(オープンソフトウェア・ファウンデーション)の分散コンピュー ティング環境(DCE)等のソフトウェアでも共同開発しています。 * UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならび に他の国における登録商標です。 * OSFは、Open Software Foundation,Inc.の商標です。 * WindowsNTは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録商 標です。 以 上