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平成9年1月20日小容量タイプ検査用食品保存専用冷凍庫を発売
日立製作所は、病原性大腸菌O−157等による食中毒事故発生時の原因食品究 明に備えた、検査用食品(「検食」)の冷凍保存用として、保育施設、医院など小 規模の給食施設を備えている施設に適した業務用小容量タイプ「検食保存専用冷凍 庫」を平成9年3月1日より発売します。 本製品は、検査用食品が出し入れしやすいアップライト型(前開きドア型)で、 庫内には食品を週単位で収納・管理できる7段のケースを設けました。 また、ファン冷却方式による自動霜取り運転を行なうため、霜取りのために冷凍 保存が中断されることがなく保存性に優れているとともに、冷気を各所にムラなく 吹き出す「フリーズシャワー」の効果とあわせて、庫内の冷えムラも抑えます。 なお、給食施設内への新規設備導入となるため、限られたスペースでの据付性を 配慮した幅46pの省スペースタイプとするとともに、汚れやすいドアハンドルは 抗菌処理を施しました。 〈価格および発売時期〉 製品名 型 式 内容積 標準価格 発売時期 当初月産台数 (税別) 冷凍庫 RF−U12FK1 117L 140,000円 3月1日 500台 病原性大腸菌O−157は、昨年夏の食中毒事故の発生を機に、伝染病予防法上 の伝染病に指定され、大量調理施設においては、原因食品究明のための検査用食品 の保存条件が大幅に強化されました。 保存条件は、「原材料および調理済み食品を50g程度ずつビニール袋等に密封 し−20℃以下で2週間以上保存すること」とされています。 この、−20℃以下の冷却性能を余裕を持って維持できる業務用冷凍庫には大容 量タイプが多く、小規模の調理施設からは小容量タイプを望む声がありました(日 立調べ)。 当社では、このような状況に対応し、冷却性能はもとより収納性・設置性にも優 れた、小容量タイプ「検食保存専用冷凍庫」を発売します。 〈主な仕様〉 型 式 RF−U12FK1 内 容 積(L) 117 外形寸法(mm) 幅460 ・ 高さ1,110 ・ 奥行き585 冷 却 方 式 ファン冷却方式(冷気強制循環方式) 冷却器の霜取り 自 動 本体の色 グレー 以 上