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平成9年1月16日超高精細の21型マルチスキャンカラーディスプレイを発売
−水平走査周波数は31kHzから115kHzまで対応し、 「1,600ドット×1,280ライン(86Hz)」表示が可能−
日立製作所は、このたび、21型ディスプレイの最上位機種として、超高精細の 解像度「1,600ドット×1,280ライン」まで対応可能で、各種CAD/CAM/EWS に対応したマルチスキャンカラーディスプレイ『CM803J』を製品化し、1月 21日より販売します。また同時に、普及型機種『CM801J』も製品化し、同 日より販売します。 両機種とも、高解像度で、よりチラツキの少ない画面表示を実現するとともに、 当社独自の画面歪み調整機能を搭載し、使い勝手の向上も図っています。 《型式・価格》 商 品 名 型 式 標準価格(税別) 発売日 初年度生産台数 21型マルチスキャン CM803J 348,000 円 1月21日 2,000台/年 カラーディスプレイ CM801J 248,000 円 10,000台/年 (付属品:電源ケーブル、信号ケーブル、取扱説明書) 現在、カラーディスプレイの市場は、パソコンにおけるWindows(R)の普及によ り、標準的なVGA(640ドット×480ライン)からXGA(1,280ドット×1,024ライン) 表示へと高解像度化のニーズが高まっています。また、拡張ボードを装着すること により、さらに高解像度の表示を実現するパソコンCADなどが一般化し、 「1,600ドット×1,280ライン」表示まで高解像度化が進んでおります。 加えて、作業環境を考慮し、画面のチラツキを抑えるため、垂直周波数を高くす る(ハイリフレッシュ化)要望も高まっています。 今回、このようなニーズに対応するため、21型ディスプレイの最上位機種とし て『CM803J』を製品化しました。本機種は、水平走査周波数31kHzから 115kHzまでをカバーし、解像度としては、超高精細の「1,600ドット×1,280 ライン」表示を垂直走査周波数86Hz (ハイリフレッシュ)で対応しています (『CM801J』も「1,600ドット×1,280ライン」表示を垂直走査周波数70Hz で対応)。 さらに、『CM803J』/『CM801J』ともに、当社独自の画面歪み調節 機能として、「右側独立台形歪み調節機能」と「右側独立サイドピン歪み調節機能」 を追加し、画面調整をより容易にしました。 その他、パワ−セ−ブ機能、プラグ・アンド・プレイ機能 (VESA(注1) DDC (注2) 1/2B適合)を搭載した上、さらに低漏洩電界・磁界(MPR-II準拠(注3))、 家電・汎用品高調波抑制ガイドライン(注4)にも対応しています。 なお、本製品はDOS/VパソコンからPC−9800シリーズ、 Macintosh、各種CAD/CAM及びハイエンドグラフィックボードへの 対応が可能です。 (注1)米国のディスプレイの標準化を図る団体。 (注2)パソコンや周辺機器を使用する際の煩雑さを解消するため、パソコンと相 互にデ−タのやりとりを行い、最適の状態でディスプレイを表示する為の 規格。 (注3)スウェ−デンの低漏洩電界・磁界に対する規制。 (注4)資源エネルギ−庁作成のガイドライン <「CM803J」/「CM801J」の特徴> 1.超高精細の「1,600ドット×1,280ライン」表示が可能 i CG、イメージング用表示として、『CM803J』は、水平周波数上限 115kHzまで対応でき、「1,600ドット×1,280ライン」をハイリフレ ッシュの86Hzで対応可能で、高解像度でチラツキの少ない画面を提供 します。 『CM801J』は、水平周波数上限96kHzまで対応でき、解像度 「1,600ドット×1,280ライン」を70Hzで対応可能です。 ii 0.27mmドットピッチハイフォーカスブラウン管採用 水平方向ドットピッチ0.22mmに相当し、水平方向最大1,800ドッ トまで表示でき、1,600ドットを余裕を持って表示することができます。 また、帯電防止付きARコートの採用で、画像の鮮明さを損な うことなく、 管面のギラツキ/反射を抑えます。 2.調節内容の画面表示 画面サイズ/画面位置/画面歪み/画面傾き等の調節は、前面コントロール パネルでダイレクトに選択でき、その調節内容は、従来機種より さらにわか りやすく画面に表示され、ユーザーが簡単に調節操作できる ようになってい ます。 3.当社独自の画面歪み調節機能 「右側独立台形歪み調節機能」と「右側独立サイドピン歪み調節機能」を追加 することにより、今までは左右のバランスをとりながら何度も繰り返し行なっ ていた画面両端の歪み調節が、まず、左端の歪みを調節し、次にこの機能で右 端の歪みを調節するといった2回の作業で調節できます。 4.ユーザー調節した画面状態を登録 工場出荷時点では、一般的に使用される7種類『CM803J』/6種類『CM801J』 の信号タイミングで画面の調整が予め行われています。ユーザーが使用状態に 合わせて調節した画面(画面サイズ/画面位置等)も19モード『CM803J』 /20モ−ド『CM801J』登録することができます。 5.モワレ軽減調節機能 ブラウン管のマスクピッチと表示解像度との干渉で生じるモワレ(干渉縞)を 軽減調節する機能を搭載しており、見易い画面を提供します。 6.パワーセーブ機能搭載、低漏洩電磁界対応 コンピュータの未使用時、コンピュータからの同期信号の有無を検知し、ディ スプレイの画面表示を停止し、消費電力を抑えるパワーセーブ 機能を搭載し ています。 (但し、コンピュータでの対応が必要です。Energy Star, VESA DPMS(*1)準 拠) また、低漏洩電磁界にも対応(MPR−II準拠)し、環境・人間工学を考慮し ています。さらに、資源エネルギ−庁作成の家電・汎用品高調波 抑制ガイド ラインにも対応しています。 7.Windows 95(R)対応 パソコンの周辺機器を使用する際の接続の煩雑さを解消するため、プラグ・ア ンド・プレイの要求があり、DDC1/2Bに適合し、Windows(R)95 対応となっています。 [他社商標] * PC9800は日本電気(株)の商品名称です。 * Macintoshは米国Apple Comouter Inc.の商品名称 です。 * Windowsは、米国Microsoft Corp.の登録商標です。 *VGA、XGAは米国IBMCorp.の登録商標です。 *その他記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 −以上−