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平成8年12月11日大容量450Lの中段野菜室付き冷蔵庫『野菜中心蔵』を発売
−小さく開けて大きく使える「センターフレンチドア」を採用−
日立製作所は、使用頻度の高い野菜室を中段に設けた『野菜中心蔵』シリーズと して、最大の450Lタイプで、「センターフレンチドア」を採用した5ドア冷蔵 庫『野菜中心蔵』「R―S45MVP1」を平成9年1月20日より発売します。 本製品では、冷蔵室のドアに「センターフレンチドア」(中央で開閉する観音開 き)を採用しました。従来の片開きドアに比べ開閉スペースが小さく、ドアを開き きった状態での奥行き寸法(ドア幅も含む)も、従来に比べ31cm少ない100cm とし、狭いキッチンでもドアの開閉がしやすくなりました。 (当社「R-S46D6」比 :容量455L) また、各室の使い勝手・収納性については、本年1月の『野菜中心蔵』発表時に 募集した全国100名のモニターから得た商品評価の分析結果をもとに、一層の改 善をはかりました。 野菜室には、モニターの使用実態写真の分析をもとに、上下で5分類に収納が可 能な「段違い野菜室」を採用しました。上段左右に小物野菜とやや大きめの小物野 菜、下段も高さに合わせて大物、中物に分けて収納できるようになり、野菜を立て て収納する下段前方の「立て収納コーナー」と合わせて、効率よい収納が可能にな りました。また、モニターから「最も汚れが気になる」との意見が多いドアハンド ルにも抗菌処理を施し清潔性にも配慮しています。 〈価格および発売時期〉 製品名 型式 内容積 標準価格(税別) 発売時期 当初月産台数 冷凍冷蔵庫 R−S45MVP1 450L 330,000円 1月20日 5,000台 家庭用冷蔵庫の平成8年度の総需要(95/10〜96/9・冷凍庫を除く)は、旺盛な買 替え需要に支えられ、史上最高の495万台(前年比106%)を記録しました。 このうち、大型化を牽引する400L以上のタイプは123万台(前年比112%) と堅調で、家庭用の需要(121L以上)の1/3を占めています。今後は買替えの 対象となる冷蔵庫が、300L台を中心により大きなタイプにシフトしていくこと から、大容量タイプが引き続き伸長することが見込まれます。また、400L以上 では、野菜室が独立したタイプからの買替えが6割近くに達しており、使い勝手の よい野菜室へのニーズが高まっています。 今回発売する『野菜中心蔵』「R―S45MVP1」は、「センターフレンチド ア」式を採用することで狭いキッチンでもドアの開閉がしやすくなりました。また、 モニターの使用実態写真を分析し、小物食品収納への強い不満を解消するために、 冷蔵室と野菜室間の仕切前面に「ここにも小物ポケット」、ドア棚に「チューブポ ケット」を設け、最も整理しにくかったチューブや小袋類をまとめて収納できるよ うにしました。 さらに、ペットボトルなど大ビン類の収納のため、ドア側にはビール大ビンで11 本を収納できる「ジャンボダブルポケット」を設けました。 上・下2段の冷凍室についても、「上・下段の場所を選ばずフリージングしたい」 というモニターの声に応え既に採用している「ダブル急冷フリーザー」を引き続き 採用し、多くの食品をスピーディに冷凍できます。
〈主な仕様〉 | ||
型 式 | R−S45MVP1 | |
内容積(L) | 合 計 | 450 |
冷蔵室 | 251 | |
野菜室 | 87 | |
冷凍室 | 112 | |
自動製氷機能 | 有り | |
外形寸法(mm) | 幅740 高さ1,770 奥行き680 | |
本体の色 | ロイヤルブラウン、 ロイヤルホワイトグレー、 | |
ロイヤルグリーン |
以 上