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平成8年11月28日【連結決算】
平成8年度上半期の業績概要と平成8年度通期の見通し
株式会社 日立製作所 [平成8年度上半期の業績概要] 当上半期のわが国経済は、昨年の政府の総合経済対策を受けて、公共投資を中心 に緩やかながらも回復の足取りを示してきましたが、確かな景気上昇の実感が得ら れないままに推移しました。一方、海外においては、欧州経済は引き続き停滞しま したが、米国経済は堅調な伸びを示し、アジア経済は依然高成長を持続しました。 こうした動向を反映して、日立グループの上半期売上高は、全体では4兆833 億円(前年同期比105%)となりました。国内売上高は2兆9,107億円(前 年同期比99%)となりましたが、海外売上高はコンピュータの好調、海外事業の 拡大により1兆1,725億円(前年同期比123%)と増加しました。 セグメント別に見ますと、情報・エレクトロニクス部門では、コンピュータを中 心に海外売上高が大きく伸長し、全体でも前年同期比 109%となり、電力・産業システム部門も、原子力関連の大口プラントの発送に より、前年同期比109%となりました。また、家庭電器部門については、海外製 造会社の増収により前年同期比102%となり、材料、サービス部門についても半 導体市況悪化の影響を受けたものの、それぞれ103%、101%となり、すべて の部門で前年同期を上回りました。 利益面では、電力・産業システム部門が増益となり、家庭電器部門も収益改善が 進みましたが、半導体の市況悪化の影響を受け、情報・エレクトロニクス、材料、 サービス部門の収益が悪化したため、税引前当期利益は1,057億円(前年同期 比70%)、当期利益は336億円(前年同期比58%)を計上するにとどまりま した。 [平成8年度通期の見通し] 今後の経営環境を見ますと、国内は当面は一進一退の状況が続き、米国、アジア 経済はやや減速する一方、欧州経済はゆるやかに回復に向かうものと予測されます。 日立グループとしては、グローバルな観点から市場の変化、ニーズを見極め、新 製品・新技術の早期事業化を図ると共に、引き続き現地における事業の拡大を図り、 業績の確保に努めて参ります。 現時点での通期の見通しは、以下の通りです。 売 上 高 8兆1,700億円 (前年度比 101%) 税引前当期利益 2,300億円 (前年度比 66%) 当 期 利 益 800億円 (前年度比 56%) 【平成8年度上半期連結決算概要】 平成8年度上半期 平成7年度上半期 前年 平成7年度 (自 H8年4月 1日) (自 H7年4月 1日) (自 H7年4月 1日) (至 H8年9月30日) (至 H7年9月30日) 同期比(至 H7年3月31日) 億円 億円 % 億円 売上高 40,833 38,870 105 81,238 税引前 1,057 1,517 70 3,486 当期利益 当期利益 336 577 58 1,417 1株当り 9.83 16.53 59 40.09 当期利益 総資産 95,708 93,833 102 98,034 ○当社の連結財務諸表は、米国会計基準に基づいて作成しています。 ○連結子会社数は、893社です。 ○1株当り当期利益は、期中平均株式数及び潜在株式数に基づいて算出し ています。 【セグメント情報】 (事業部門別売上高) (単位:百万円) 平成8年度上半期 平成7年度上半期 前年 平成7年度 構成比 構成比 同期比 構成比 情報・エレク 1,543,739 30% 1,422,795 29% 109% 3,025,063 29% トロニクス 電力・産業 1,312,208 25 1,200,034 24 109 2,523,508 25 システム 家庭電器 480,859 9 470,057 10 102 952,751 9 材料 681,429 13 661,930 13 103 1,372,263 13 サービス他 1,188,622 23 1,178,645 24 101 2,472,154 24 小計 5,206,857 100 4,933,461 100 106 10,345,739 100 消去又は全社 -1,123,500 - -1,046,388 - - -2,221,929 - 合計 4,083,357 - 3,887,073 - 105 8,123,810 - 以 上