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                                                  平成8年2月23日

日立が米国Sun Microsystems社から「Java TM」を導入

−インターネット関連の製品、サービスに広く適用−

 日立製作所並びにその関連会社はこのたび、米国Sun Microsystems社から
ネットワーク環境対応のオブジェクト指向言語「JavaTM」のライセンスを取
得することに合意しました。当社並びにその関連会社では、インターネット
に関連する製品やサービスの広い分野に「JavaTM」を採用していく計画です。
 近年、情報のマルチメディア化やインターネットをはじめとするネットワ
ーク分野の技術革新の急速な進展により、インターネットを利用した高度な
情報サービスや、企業の業務システムとインターネットとを連携させたグロ
ーバルなシステムの構築が本格化しつつあり、電子商取引(Electronic
Commerce)の実現のためにもインターネットへの期待が高まっています。
 当社では、商用インターネット接続サービス「netSpace」による仮想都市サ
ービスや各種接続サービス、インターネットを利用したシステムを構築する
ためのソフトウェア製品等を提供するとともに、昨年12月にはミドルウェア
上のゲートウェイ機能として「TP1/Internet WWW Gateway」を製品化し、業務
システムとインターネットを連携させたネットワークシステムの構築を支援し
てきました。
 今回、当社並びにその関連会社が米国Sun Microsystems社からライセンスを
受ける「JavaTM」は、特定のオペレーティングシステムやマイクロプロセッサ
に依存しないオブジェクト指向言語で、これを使ってプログラムを記述する
ことにより、動画像や音声を含むマルチメディア情報を動的に再生したり、
ネットワークを通じて実行環境を含んだアプリケーションを転送することが
可能になります。その結果、WWWサーバ上のホームページや仮想都市での
動画アニメーションの利用や、リアルタイムによる情報提供サービス等、イ
ンターネットを使った高度なサービスを実現できます。
 当社では、インターネットブラウザや開発支援ソフトウェアの分野で
「JavaTM」に対応した製品を開発し、インターネットをインフラとするグロー
バルな業務システムの構築を支援します。また、将来はグループウェア、ワー
クフロー、文書情報システム等インターネット関連の幅広い製品やサービスの
分野への適用を図り、インターネットを活用した多様なアプリケーションの構
築を強力に支援していく計画です。
以 上

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