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平成8年2月8日パーソナルCAD「GMM-V700」を製品化
−PentiumTMプロセッサ133MHz、OS/2 Warpを採用、
22%の低価格化も実現−日立製作所は、このたびパーソナルCAD「GMMシリーズ」の新製品と
して、CPUにPentiumTMプロセッサ133MHzを搭載するとともに、OS
に32bitCPUの処理能力を存分に引き出すOS/2 Warp Connect with
WIN-OS/2を採用し、6万ベクター/秒(*注)の高速表示を実現した
「GMM−V700」を製品化し、2月13日より発売します。
なお、「GMM−V700」では大幅な低価格化(当社従来機比22%減)
を実現しています。
また、Windows 95対応の32bitCADソフト「DRAWMAN」
も同時に発売します。
*注)6万ベクター/秒:1秒間に10ドットの実線をディスプレーに
6万本再表示できる描画性能。
パーソナルCADは、パソコンやワークステーション(WS)を利用した
設計・製図システムで、機械や電気、建築などの分野で各企業の業務効率向
上を図るツールとして普及してきました。近年のパソコンの幅広いユーザー
層への普及に伴い、MS−DOS やWindows 対応の流通ソフトウェ
アを活用するケースが増え、これまで以上にシステムの応答性、信頼性の向
上が重要視されています。また、企業でのネットワーク利用が進み、強力な
ネットワーク機能がますます必要とされています。
一方、本格的なCADソフトをパソコン上で利用し、省スペース化、経費
節減を図りたいというニーズも高まっています。
当社のパーソナルCAD「GMMシリーズ」は、昭和58年5月に当社の
CAD専用パソコンに汎用CADソフトを附帯(バンドル)した「GMM−
1A」を発売以来、各種の機能拡張を図り、平成6年11月にはDOS/V
パソコンを本体に採用した「GMM−V320」を、平成7年8月には
Pentium プロセッサ90MHzとOS/2 Warpを採用した「GMM−
V330」を発売しています。
「GMM−V700」は、従来製品「GMM−V330」の後継機です。
従来の機能を継承しつつソフトウェアを改良し、さらに快適な操作環境を提
供します。本システムは、高性能CPU(Pentium プロセッサ133MHz)を搭
載した当社のパソコンFLORA−DM1に、GMM基本ソフトの最新バー
ジョン(GMM-V Ver.5.0)と本格的マルチタスクOSである OS/2 Warp
Connect with WIN-OS/2を搭載しており、様々なネットワークにクライアン
トとして接続できます。またMS−DOS、Windows 対応の流通ソフトウ
ェアを同時に、かつ安定した環境で動作させることが可能です。
さらに、OS/2の画面表示高速化技術DIVEをフル活用し、表示レス
ポンスの高速化(6万ベクタ−/秒)を図りました。
一方の「DRAWMAN」は、Windows 95対応の32bit
CADソフトです。既存パソコンで快適操作が行えるよう、CAD機能を厳
選し、プログラム容量を削減するとともに、再表示やプリンタ出力の高速化
を図っています。
[今回発表の新製品]
1.GMM−V700
標準価格(税別):198万円(GMM−V700本体)
構成:処理装置、基本ソフト、OS/2(初期導入済み)、キーボード、
マウス、ケーブル、マニュアル、メニューシート
最小システム価格:250万円(税別)(本体+21インチディスプレイ)
サポート費(オプション) 据え付け/インストール : 4万8千円
GMMサポートサービス(基本):15万2千円
出荷時期:平成8年2月21
日販売目標:3,000台/年
2.DRAWMAN
標準価格:198,000円(税別)
構 成:CAD基本ソフト、DXF変換ソフト、マニュアル
DRAWMANサポートサービス:年間4万円(税別)
出荷時期:平成8年2月21日
販売目標:5,000本/年
*Pentiumは米国Intel Corp.の商標です。
*MS−DOS、Windowsは、米国Microsoft Corp.の登録商標です。
*IBM、OS/2、OS/2 Warp、DOS/Vは、米国IBM
Corp.の商標です。
*Windows95の正式名は、Microsoft Windows 95
Operating Systemです。
以 上