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平成8年1月31日日立製作所は、このたび光ディスクファイルシステム「HITFILE 光ディスクファイルシステム「HITFILE NTサーバ」
および「HITFILE WN」を機能強化−業界初の「4倍容量5インチ書換型光ディスク」の採用−
NTサーバ」および「HITFILE WN(ヒットファイルウィン)」で、
現在審議中のISOに準拠した「4倍容量5インチ書換型光ディスク(A4標
準原稿200dpi時:72,000枚/光ディスク)」を業界に先駆けて採用
しました。また、「NTサーバ」に対しては、「4倍容量5インチ書換型光デ
ィスクライブラリ装置(20枚/48〜60枚/180〜192枚収納可能)」
の接続も可能としました。さらに、両シリーズのCPUに
Pentium(TM)(133MHz/100MHz/75MHz)を採用し、2月2日より販売
を開始します。
電子ファイル市場は、昨年7月に施行された製造物責任法や、阪神大震災
を教訓とした「防災対策」の一環から、文書管理の重要性が見直されてきて
おり、その有効手段として活況を呈しています。また、電子ファイルの最近
の利用形態として、クライアント・サーバ・システム(CSS)/PC−
LAN環境での利用が急激に増加しているのに伴い、一層の大容量化が求め
られています。
さらに、ファイリング業務に加え、通常パソコンで行う業務アプリケーシ
ョンを電子ファイル上で行うといったケースが増えていることから、こうし
たアプリケーション処理の高速化を図るべくCPUの高性能化に対するニー
ズも高まっています。
当社では、昭和58年に「HITFILE」を発売して以来、既に6,000
〜7,000システムの販売実績があります。この間、多様化するニーズに対
応してきており、最近では平成6年にWindows(R)パソコンをベースと
し、CSS/PC−LAN環境での利用に、いち早く対応したオープン化指
向の「HITFILE NTサーバ」および「HITFILE WN」、
「FILEMATE検索ソフトウェア(Windows(R)パソコン用検索ソフ
トウェア)」等を製品化し、好評を得ています。
今回の機能強化としては、「HITFILE NTサーバ」および
「HITFILE WN/Eシリーズ」にて、現在審議中のISO規格に準拠
した「4倍容量5インチ書換え型光ディスク(A4標準原稿200dpi換算:
72,000枚/光ディスク)」を業界で初めて採用しました。また
「HITFILE NTサーバ」については、「光ディスクライブラリ装置
(20枚/48〜60枚/180〜192枚収納)」についても同時に提供を可
能とします。さらに「HITFILE WN/Pシリーズ」にて、2倍容量の
3.5インチ光ディスク(A4標準原稿換算:7,000枚/光ディスク)を新た
に支援します。加えて、「HITFILE NTサーバ」の機能強化として、
各種光ディスクのコピー機能をサポートしました。これにより大容量12イン
チ追記型光ディスクを接続する「HITFILE NTサーバ」へ、今回の4
倍容量5インチ書換型光ディスクを増設する際に、媒体変換の為のコピーを
行う事ができます。
尚、今回「HITFILE NTサーバ」および「HITFILE WN」
のCPUをPentiumTMシリーズ(133MHz/100MHz/75MHz)に一新し、
業務アプリケーション、流通ソフトウェアなどの高速処理を可能としました。
《出荷時期》
平成8年2月末〜
《価 格》
●HITFILE NTサーバ<基本装置>
:314万6千円〜
<4倍容量5インチ書換型光ディスクライブラリ装置>
:280万円〜
●HITFILE WN 基本装置
<ワークステーション(4倍容量5インチ書換型光ディスクモデル)>
:270万円〜
<ワークステーション(2倍容量3.5インチ書換型光ディスクモデル)>
:210万円〜
<入力ステーション>
:180万円〜
<他社商標等>
・Microsoft、Windowsは、米国Microsoft
Corp.の登録商標です。
・Pentiumは、米国Intel Corp.の登録商標です。
以 上