| HITACHI HOME | UP | SEARCH | |
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、
お問い合わせ一覧をご覧下さい。
平成7年12月14日業界初の中段野菜室付き4ドア冷蔵庫『野菜中心蔵』を発売
―使用頻度の高い野菜室を中段にレイアウト―
―あわせてクラス最少の消費電力量、オゾン破壊係数ゼロで環境にも配慮―日立製作所は、業界で初めて、使用頻度の高い野菜室を中段にレイアウト
した新構造の4ドア冷蔵庫『野菜中心蔵』シリーズ8機種を平成8年1月
10日より順次発売します。
本製品は、使い勝手と収納性の向上をはかるために、各室の配置を使用頻
度の順に、上から冷蔵室→野菜室→冷凍室(上下2段)の「ベストレイアウト」
としました。
野菜室を中段に設けることで、腰をかがめての出し入れを解消し、野菜の
取り出しも容易になりました。また、野菜室内は2段ケースで大小の野菜を
区分けし、下側の野菜も簡単に取りだせるようになりました。
一方、引出式冷凍室は、収納スペースを約20L拡大し、同クラス引出し冷
凍室型では業界一の115L(R−S43MVP、R−43MVP)を実現し、冷凍室の
大容量化のニーズにも応えました。
さらに、消費電力量を約30%(当社R−S43MD6比)低減し、業界最少(※1)
の50/52kWh/月を実現しました(50/60Hz・R−S43MVP、R−43
MVPの場合)。また、オゾン破壊係数ゼロである従来フロンの代替物質を採用し、
環境保護にも努めました。
(※1):平成7年12月13日現在、同等容量の引出し冷凍室付き冷蔵庫比。
〈価格および発売時期〉
製品名
[冷凍冷蔵庫] 型式 内容積 標準価格(税別) 発売時期
R−S43MVP 425L 270,000円 1月10日
R−43MVP 426L 245,000円 1月25日
R−S37MVP 370L 240,000円 1月20日
R−37MVP 371L 215,000円 1月20日
・各機種に設定の左開き形(内容積、標準価格は同一)を加え、計8機種。
〈開発の背景〉
野菜室独立タイプの冷蔵庫が普及して約15年が経過し、普及率も約67
%に達し(95年3月、(社)中央調査社調べ)、同タイプからの買い替えも増
加しています。特に需要の伸びが大きい350L以上の大形ではその傾向が
顕著で、野菜室付きの3ドア以上からの買い替えは平成7冷凍年度では約5
割、平成8冷凍年度では約6割に達するものと見込まれます。
そこで日立は、今後主流となる3ドアユーザーの使用実態を長期的にビデ
オ撮影して観察する独自の調査手法で、開発の基本となるニーズ分析を徹底
的に行いました。
その結果、扉の開閉回数は、主婦平均で1日当たり冷蔵室(35回)、野菜
室(12回)、冷凍室(7回)の順と判明しました。また、食品の出し入れでは、
下段にある野菜室は全て腰をかがめての出し入れとなり、さらに野菜をか
きわけながら奥や下側から取り出す収納性の悪さも確認されました。
これらの結果をもとに、各室の位置、構造、容量設定を生活ニーズと人
間工学の面から抜本的に見直すこととし、「ベストレイアウト」をコンセ
プトに、各室の使い勝手、収納性の向上及び、冷凍室の無効スペース削減
を図った合理的構造の冷蔵庫として『野菜中心蔵』を開発しました。
<主な仕様>
型 式 R−S43MVP R−43MVP R−S37MVP R−37MVP
( 左開き ) (R−S43MVPL)(R−43MVPL) (R−S37MVPL)(R−37VPL)
内 合 計 425 426 370 371
容 冷 蔵 室 230 231 200 201
積 野 菜 室 80 80 70 70
(L) 冷 凍 室 115 115 100 100
自動製氷機能 有り 無し 有り 無し
外形寸法(mm) 幅665・高さ1730・奥行695 幅590・高さ1730・奥行695
消費電力量(kWh/月) 50/52 49/51
本体の色 ファイングリーン、ファイングレー、ファインベージュ
左開き:ファイングレー
以 上