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平成7年12月12日日立製作所はこのたび、欧州における16M DRAM及びマイコン需要 欧州における16MDRAM、マイコンの生産能力拡張
−日立セミコンダクタ(ヨーロッパ)社に新ラインを構築−
増への対応の一環として、ドイツ ランツフート市の日立セミコンダクタ
(ヨーロッパ)社の建屋を活用し、総額約300億円の投資を行い、0.5
ミクロンCMOSプロセスラインを拡張することを決めました。これにより
同社の総生産能力を16M DRAMで約300万個/月、マイコンではSuperH
ファミリを中心に約50万個/月(SuperH換算)まで引き上げます。
DRAMは、パーソナルコンピュータやワークステーション等の機器を中
心に使用されていますが、これら機器の高成長を背景に、現在主力の4M・
16M DRAMは世界的に供給が需要に追いつかない状況が続いています。
そのため、欧州においてもパソコン、ワークステーションなどの16M
DRAMの需要の拡大に応えられる生産体制の確立が必要となってきています。
また、マイコンについても、欧州の通信・産業分野などで需要が急速に伸びて
おり、その対応も求められています。
当社では半導体事業のグローバル化を推進しており、欧州、北米、アジ
ア、日本を四極として、設計、生産、販売における現地一貫体制の強化を
図っています。日立セミコンダクタ(ヨーロッパ)社は、'80年1月に欧
州におけるメモリ後工程拠点として設立しました。その後、顧客の現地調
達要請に対応するため、'92年10月より4M DRAM一貫生産をスター
トしました。'94年12月には16M DRAMの一貫生産に切替え、現在
は旺盛なメモリ需要を背景に16M DRAMで月産100万個規模のフル
生産が続いています。また、マイコンについてもH8シリーズを中心に、初
期量産を開始しています。
今回の拡張は、'95年から'96年にかけて総額約300億円の設備投資を
行うものです。これにより'96年第3Qより量産を開始し、'98年後半には
日立セミコンダクタ(ヨーロッパ)社としての生産能力を16M DRAMで
約300万個/月、マイコンではSuperHファミリを中心に約50万個/月まで
引き上げ、欧州における需要増に対応した安定供給体制の確立を図る計画です。
<日立セミコンダクタ(ヨーロッパ)社の概要>
'80/1設立、ドイツ バイエルン州ランツフート市、 資本金 1億8,250万DM
[生産品目]16M DRAM、4M DRAM、1M SRAM、DRAMモジュール、
マイコン
[現在の状況] '92/10より4M DRAMの一貫生産を開始
'94/12より16M DRAMの一貫生産を開始
[代表者] 代表取締役 西田 澄生
<日立セミコンダクタ(ヨーロッパ)社、拡張の概要>
・生産品目 :16M DRAM、マイコン(SuperHファミリ他)
・プロセス :0.5ミクロンCMOS対応
・総投資額 :約300億円
・誇毋委面積:4,500m2(今回拡張部分1,800m2)
・日 程 :'96年3Q 生産開始
'98年後半 総生産規模16M DRAM:300万個/月
マイコン: 50万個/月
以 上