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平成7年11月2日

福建日立電視機有限公司の合弁契約・技提契約を延長

―日中合弁事業第一号の契約更新―

 日立製作所は、中国における日本メーカーの日中合弁事業の先駆けとして、
福建日立電視機有限公司(以下、福日公司と略す)を設立し、これまで15
年にわたりテレビの製造・販売にあたってきました。このたび当初の契約期間
(15年)の満了に当たり、11月4日、関係幹部出席のもと、20年の合弁
契約延長及びテレビ技術提携契約延長の調印式を現地で行います。
 福日公司は、テレビの製造・販売合弁会社として1981年2月に設立され、
当初カラーテレビ年産20万台、白黒テレビ年産18万台でスタートしました。
 その後、年々その業容を拡大し、94年度のカラーテレビの生産規模は年産
100万台(うち中国国内向け69万台、日本向けを含んだ輸出が31万台)と
なっています。
 また、テレビの生産・販売の増強に加えて、FBT(フライバックトランス)
などのテレビ用部品製造・販売会社である、福建日立電視配件有限公司(1985
年12月20日設立)、さらに電子レンジの製造・販売会社である、福建日立家技
有限公司(1994年9月26日設立)の出資会社として福日グループを形成して
います。
さらに福日公司は、中国政府から数々の優秀企業賞を受賞、品質評価においても
カラーテレビ部門で第一位(1991年)を獲得、中国ハイテク企業ランキング三
位(1994年)、福建省の全企業で第三位の売上高(1994年)を記録するなど、
中国国内で優良企業としての位置付けを確保しています。同社のカラーテレビ商標、
「福日」ブランドは、国内の有名ブランドとして高く評価されています。
 今後は、台湾日立から21型カラーテレビの生産を移管し、日本向けの輸出を増産
し、日本国内の低価格化に対応しています。また、成長が期待される中国経済を考慮
し、カラーテレビの他に8oビデオカメラ(1995年9月より生産開始)などの新
分野製品を生産品目に加えることにより、国際企業しての企業体質を強化していく予
定です。
                                                       以 上

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