| HITACHI HOME | UP | SEARCH | |
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、
お問い合わせ一覧をご覧下さい。
平成7年10月13日
日立製作所は、このたび富栄養化した湖沼を浄化する「超電導磁気分離式 湖沼浄化技術を開発
ー超電導磁気分離技術によるアオコ除去装置などの試作に成功ー
アオコ除去装置」、「ソーラー駆動流動床式濾過装置」およびプランクトン
の状況を調べる「フロー式モニタ装置」の試作に成功しました。
「超電導磁気分離式アオコ除去装置」では、冷凍機一体型超電導磁石を用
いた磁気分離方式により、従来方式と同等の電力で10倍以上のアオコを高速
除去することが可能になりました。
「ソーラー駆動流動床式濾過装置」では、流動床式濾過をソーラー電池で駆
動することで、目詰まりなく、しかも省エネルギーで湖沼の恒常的な濾過浄化
が可能になりました。
「フロー式モニタ装置」では、フロー方式を用いることで、数μmから約2
mmの広範囲の大きさのプランクトンを毎秒30画像の割合で連続モニタするこ
とが可能になりました。
今回の開発により的確な予測・診断に基づく最適な湖沼浄化システム実現への
途を拓いたといえます。
以 上