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2002年6月28日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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株式会社 日立製作所 電力・電機グループ(グループ長:住川 雅晴/以下、日立)は、このたび、電力・電機事業における連結ベースでのエンジニアリング力集約による既存事業の強化を図るとともに、情報システム分野や新規ビジネス分野の推進を一層加速させるため、日立エンジニアリング株式会社(取締役社長:永田 一良/本社:茨城県日立市/以下、HEC)と株式会社日立システムテクノロジー(取締役社長:村井忠雄/本社:東京都千代田区/以下、日立SYSTEC)の2社を2002年10月1日付で合併します。 電力・電機事業は、今後、日立が戦略的に注力していく事業分野である「社会インフラシステム」の中核をなす事業です。今後は、原子力、火力プラントといった電力事業、鉄道、上下水道、化学・医薬プラントといった電機事業などの既存基盤事業に加えて、プラントなどの制御技術で得たノウハウを活かした情報システム事業、核融合装置、加速器等の開発、設計で培ってきた技術を用いた高度先端医療サービス事業、分析技術を応用した爆発物探知システム、各種監視システムを活用したセキュリティソリューション事業、お客様の省エネルギーを実現するため設備、エンジニアリング、ファイナンス・スキームを組み合わせたエネルギー・サービス・カンパニー(ESCO)事業などの新規ビジネス分野を伸長させる計画です。 HECは、日立の電力部門における設計・製図業務支援を目的に、1957年に設立し、現在、発電プラント向けのエンジニアリングや各産業向けの情報制御システム、ロジスティクスソリューションをはじめとしたソリューションの提供、ICカード・画像認識応用セキュリティシステムなどを主な事業としています。1999年4月には、日立地区の関連会社の再編に伴い日立ニュークリアエンジニアリング株式会社と合併し、事業運営のスピードアップ、関係事業部と業務分野ごとの整流化の推進など、強固な事業基盤の確立と事業構造改革を進めてきました。 今回の合併により日立は、HECの持つ電力事業におけるエンジニアリング力、情報制御システムにおけるソリューション構築力、日立SYSTECの持つ電機事業におけるプレエンジニアリング力とノウハウの融合が可能になります。今後は、社会インフラシステム事業分野を中心に最適なオペレーション体制をめざすとともに、競争力強化と基本戦略に沿った日立グループの事業再編を加速していきます。
■統合再編前の会社の概要(2002年3月末現在)
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