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2002年5月29日

日立グループの社内研修、業務ノウハウを結集したe-ラーニング事業を本格展開 −　e-ラーニングソリューション「LearningGate」の提供を開始　−

株式会社日立製作所　情報・通信グループ(グループ長＆ＣＥＯ　小野　功、以下日立)は、企業内研修・教育、大学等の高等教育機関における講義・授業のe-ラーニング化を企画からシステムの方式検討、設計・構築、運用管理までトータルにサポートするe-ラーニングソリューション「LearningGate（ラーニングゲート）」をこのたび体系化、提供を６月３日から開始します。     本ソリューションの提供は、４月１日付けで情報・通信グループ内に日立グループ各社のe-ラーニング関係者５０名を集結し設立した「e-ラーニングソリューションセンタ」が行います。 ｅ−ラーニング事業を本格的に展開し、２００５年度までに連結ベースで６００億円の売上を目指します。     近年のＩＴ技術の急速な進展により、企業ではＩＴ技術を駆使したｅビジネスが盛んになり、情報化社会に適した人材教育の重要性が高まっています。また、この社内研修・教育の結果を経営戦略や人材マネジメントに活用する気運が高まりつつあります。一方、大学でも、少子化などによる経営環境変化へ対応するために特色ある大学教育を模索しています。このような中、企業や大学ではＩＴ技術を使い、時間と場所の制約を受けずに教育を行うことができるe-ラーニングの導入に積極的になってきています。     日立グループでは、従来から、日立、及びその子会社である日立電子サービス株式会社、株式会社日立インフォメーションアカデミー各社が、遠隔教育システム、コンテンツ、研修サービスなどを提供してきました。今回、日立グループの社内研修、業務ノウハウを活用し、人材育成・人材戦略に関するコンサルティングを提供するメニューを拡充し、新ソリューション「LearningGate」の提供を開始します。「LearningGate」は、企業内研修・教育、大学の講義・授業、自治体の生涯学習などを対象に、研修・教育の企画に関するコンサルテーションからシステムの開発、導入、運用・保守サービス、コンテンツの提供まで一貫したソリューションをワンストップで提供し、ユーザーニーズに応じたシステムが実現できます。     なお、「LearningGate」は７月２４日〜２６日に東京ビックサイトで開催される「e-LearningWORLD2002」に出展する予定です。 １．ソリューションの特徴 (１)日立の社内研修、業務ノウハウに裏付けされたコンサルティングの提供     日立グループ30万人規模に対するＩＴ関連をはじめとして営業や経営管理などの社内研修、社内業務のノウハウを活用し、企業内研修・教育と人材データベースを連携したLMS(＊1)の構築サポート等により、強力なコンサルティングを提供します。 *1　LMS：Learning Management System (２)基幹系システムとの連携も可能なe-ラーニングシステムの提供 i.国際標準(SCORM)に準拠したプラットフォームの提供     国際標準に準拠したオンデマンド型学習システム（WBT(＊2)システム）のプラットフォーム提供により、コンテンツや学習履歴情報が異なるプラットフォーム間で相互運用できます。 *2　WBT：Web Based Training ii.コンテンツ制作の時間、作業負担を大幅に削減     通常の研修・講義を行いながら、同時にコンテンツデータの蓄積処理を行い、講義終了後には自動的にオンデマンド型コンテンツとして利用できます。制作時間、作業負担をほとんどかけずにコンテンツを制作することができます。 iii.約２００種類の幅広いコンテンツラインアップ     日立の社内研修をもとにした情報リテラシ関連（ＩＴ系、資格系）、技術関連の他、ビジネス関連（実務系、ＭＢＡ系、ビジネススクール系）、ビジネスマナー、自己啓発など、幅広い分野をカバーした約２００種類のコンテンツを提供します。 (３)トータルソリューションの提供　〜　ワンストップサービスの実現　〜     ユーザーの研修・教育／授業・講義の企画からe-ラーニングシステムの方式設計・構築、システムのアウトソーシング、コンテンツ制作まで、トータルに提供します。 ２．ソリューションメニューと提供開始時期 ソリューションメニューの内容と提供開始時期は下記の通りです。 *3　HRM：Human Resource Management

以　上

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