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2002年2月5日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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日立製作所はこのたび、企業内に散在する異なるアプリケーションやパッケージソフトの連携を実現するEAI(※1)関連ソフトウェア/サービス「Solutionmax
with EAI」を大幅に強化した「Solutionmax with EAI Version2」を、2002年2月7日から提供します。 世界で初めて、複数社のEAI基盤製品(ミドルウェア)を活用したEAIシステムの設計を可能とする「eaiPalette」(イーエーアイパレット)を製品化するとともに、再利用を目的とした既存システムの再生技術を確立しました。 これらの強化ポイントにより、ベーシックなEAIシステムから、複数のEAI製品を組み合わせた高度なEAIシステムまで、ユーザーの目的に応じて幅広く支援します。 (※1)EAI(Enterprise Application Integration) 企業の中に散在する既存の異なるアプリケーションやパッケージを繋いで全社規模の統合システムを実現する技術。分散オブジェクト技術を用いることで、既存システムを活用しながら新規開発を減らすことにより、より少ない投資で、複数のアプリケーション連携による新たな付加価値を実現する、システム・インテグレーションのコンセプト。 本リリース中のEAI基盤製品とは、各システムのアプリケーションを統合するミドルウェア製品を、また、EAIシステムとは、統合したシステムを指す。 現在、多くの企業はB2B、B2C、eビジネスといったダイナミックなIT戦略の展開を必要としています。そのために企業内外の多様なシステムと自由に連携しながら、ビジネスの変化に合わせて情報システムを次々と発展させていくことが求められます。新規開発やERP導入だけでこれに対応し続けることは難しく、手持ちのシステム資産を最大限有効に活かしながら新規開発/新規導入部分を絞り込むことが必要になっています。また外部システムを単に繋ぎ足しただけでは本当のB2B は実現せず、結局は多くの追加開発が発生してしまいます。こういった状況を解決するために、EAIを異種システムを繋ぐだけの技術としてではなく、企業のビジネスプロセスをシームレスに繋ぐための開発技術として使いこなしていくことを可能とする具体的な製品/サービスの提供が、強く求められています。 「Solutionmax with EAI Version2」は、EAIシステム設計/構築ツール(上流CASEツール)「eaiPalette」を中核としています。「eaiPalette」の製品化以前は、手作業でシステム設計し、一からプログラミングしていましたが、本ツールを使うことで設計/構築効率を従来比約50%以上向上できます。また従来は、当社製のEAI基盤製品を使ったEAIシステムの設計のみ可能でしたが、「eaiPalette」により、上流工程の業務分析を行うとともに、世界で初めて、各社のEAI基盤製品を使ったEAIシステムの設計が可能となりました。この設計に基づき、これら著名なEAI基盤製品を、それぞれの特徴を最大限に活かせるよう適材適所で使い分ける(※2)システムを構築できます。また「eaiPalette」の標準アダプタや開発キット機能を利用することで、EAI基盤製品を用いずにベーシックなEAIシステムの構築も行えます。2000年6月から「Solutionmax with EAI」で提供してきた、上流工程もカバーするEAI設計/構築手法(BPI:ビジネスプロセスインテグレーション)やそのノウハウも盛り込んでいます。 この「eaiPalette」を使った「EAIトータルサポートサービス」では、最上流の業務設計から、EAIシステムの設計、ベーシックなEAIシステムの構築、実装までを一貫してサポートします。 さらに、多くの著名なEAI基盤製品を組み合わせた高度なEAIシステムを構築する場合は、「EAIトータルサポートサービス」に、各社のEAI基盤製品をベースにした「EAI基盤サポートサービス」を組み合わせることで、ユーザーのニーズに合致したEAIシステムを実現します。 「EAI基盤サポートサービス」では、「Cosminexus Net Business Integrator」、「日立Hub&Spoke」、「WebSphere MQ Integrator」、「BizTalk Server」、「DataStage」、「TIBCO ActiveEnterprise」、「webMethods Enterprise」等の各EAI基盤製品について、それぞれの専門部隊がプロフェッショナルサービスを提供します。 「Solutionmax with EAI Version2」のもうひとつの大きな特徴は、レガシーシステム再生支援サービスです。レガシーシステム再生支援サービスは、日立が約10年間、改良を重ねてきた「DataOriented ReEngineering」(DORE)などの自動化ツールを中核に、レガシーシステムの仕様情報回復、再利用可能部分抽出、改造/テスト支援などを極めて効率的に行います。 このレガシーシステム再生支援サービスを加えることで、既存システム資産を最大限有効に活かしながら、少ない開発量で企業情報システム全体をスピーディーに進化させていくという資産再利用型システム構築のライフサイクル全体をサポートします。 (※2)eaiPaletteがサポートするEAI基盤製品は以下の通りです。 (1)Cosminexus Net Business Integrator (2)日立Hub&Spoke (3)TIBCO ActiveEnterprise (4)webMethods Enterprise (5)BizTalk Server2000 (6)DataStage (7)WebSphere MQ Integrator (8)WorkCoordinator (9)JP1
■ホームページ:http://www.hitachi.co.jp/eai/ ■他社商品名称に関する表示
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