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2002年2月4日 | |||||||
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株式会社 日立製作所(取締役社長:庄山悦彦 以下、日立)とレッドハット株式会社(社長 平野正信 以下、レッドハット)は、このたび、Linuxを基盤にした基幹業務システムの構築に関するコンサルテーションで協業していくことで合意しました。本合意に基づき、Linuxを基盤にしたシステムを構築するユーザーに対し、日立とレッドハットがLinuxの適用可能性を評価する「オプチュニティアセスメント」などのコンサルテーションサービスを共同で2月6日から提供します。
日立は、Eビジネスを支援するプラットフォームソリューションを拡充するため、メインフレームからモバイル機器までの主要製品でLinuxをサポートしていくことを2000年9月に発表したほか、業界に先駆けて24時間365日のシステム運用支援、予防保守などを含む「C/S高度サポートサービス for Linux」を販売することで、基幹業務システムへのLinux適用を推進しています。また、基幹業務システムを構築するのに必要となるカーネルクラッシュダンプ機能、カーネル状態のトレース機能などの開発について、IBMコーポレーション、日本電気株式会社、富士通株式会社と本年1月22日に共同発表しました。 一方、レッドハットは、米国において製造業のGeneral Motors社や流通業のToyota Motor Sales USA社、金融業のCitigroup社、通信業のAT&T Wireless社、政府関連ではジョージア州政府など幅広い業種で、Linuxを適用した基幹業務システム構築において実績を持っています。日本においても、これら米国での豊富な経験を生かし、2001年9月にオープンソースコンサルティングサービスを提供していくことを発表、国内の著名な企業に対してビジネスを展開しています。 今回、両社がこれまでに蓄積してきた基幹業務システムへのLinux適用ノウハウを組み合わせることにより、高信頼、高性能、高セキュリティな基幹業務システムの構築を支援する高度なコンサルテーションサービスを提供します。さらに、日立が既に販売しているLinuxを基盤にしたシステムの構築、保守サービスを組み合わせることで、ユーザーのシステム開発における投資効率の向上を図ります。 両社から提供するコンサルテーションサービスの内容は、次のとおりです。 1.オプチュニティアセスメント 米国、日本での豊富なコンサルティングノウハウをベースに、Linux及びオープンソース技術を利用することにより企業のIT資産のパフォーマンス、信頼性、安全性、維持管理コストがどの程度改善されるかという観点から、情報やノウハウを提供します。 ・Linux適用可能性の調査および効果、問題点の評価 ・ケーススタディ、成功事例等の情報提供 ・オープンソースのライセンスや開発コミュニティに関するアドバイス 2.Linuxインテグレ−ション/マイグレーションコンサルティング Linuxを基盤としたシステム導入にあたっての実行計画の策定を支援します。 ・ Linuxの導入・移行パターンに基づく、評価システムの構築 ・ ベンチマークやアプリケーションの移行性に関する評価 ・ 性能チューニングその他問題解決策の提案 ・ Linuxシステム構成検討、性能設計、ハードウェア選択 ・ Linuxシステム運用/保守プランの提案 今後、両社は双方の営業活動の中でこの協業によるソリューションの販売に注力していき、マーケティング、販売プロモーションなどにおいても、協力関係を強化していくとともに、Linuxの基幹業務分野への適用を推進していく計画です。 ■ホームページ
■他社商品名称に関する表示 ・ Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。 ・ Red Hatは米国およびその他の国でRed Hat,Inc.の登録商標または商標です。 ・ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 |
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