ニュースリリース | ||||||
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。 |
2001年12月27日
|
||
|
||
株式会社 日立製作所 システムソリューショングループ(グループ長&CEO 小野 功、以下日立)は、従来のITシステムの運用を中心としたアウトソーシング事業の範囲を拡大し、今後経営革新を目指す企業向けに、企業情報システムの上流コンサルテーションからシステム開発・運用・保守に至る一貫したアウトソーシングサービスの事業を展開します。さらに、これまで民間企業を主な対象としてきましたが、今後は行政分野も対象とし、電子政府・地域情報化を中心とした電子自治体分野に向けたアウトソーシングも積極的に展開していきます。 当社では、10月21日付で日立グループ全体のアウトソーシング事業の指令塔としての役割を担う「戦略アウトソーシング事業統括本部」(本部長 立岡 繁)を設立し、同事業の強化計画を検討してきましたが、このたび事業計画が固まり、12月21日付で専任者を中心とした体制で本格的な活動を展開します。 昨今、各企業ではグローバル市場での競争を有利に進めるため、事業内容の根本的な見直しを行い、より付加価値の高い事業分野への経営資源のシフトや取引先との契約見直しなどの検討が進められていますが、この中で、企業情報システムについても高付加価値化や高生産性への脱皮が求められています。 日立のアウトソーシング事業は、平成6年3月にユーザー企業の情報システムを日立が運用代行する事業として開始され、磯子(横浜市)、南港(大阪市)、岡山(岡山市)に信頼性が高く堅牢なアウトソーシング専用ビルを竣工しセンタを設立、最近では東京、横浜、名古屋、大阪にインターネットデータセンタも設立し、事業体制の拡充を図って来ました。さらにサービスメニューの面でも強化・拡充を図り、従来のメインフレームのアウトソーシングのほか、サーバの運用・保守、さらにはネットワーク運用・保守など広範囲なサービスを提供し、現在約300社からアウトソーシングサービスを受託しています。 【戦略アウトソーシング事業の推進】 このような潮流において、日立ではユーザー企業の経営ポリシーに添った情報システムに関する長期包括契約を行い、業種別事業部体制で培った業種・業務ノウハウを活かしながら、ユーザー企業の基幹情報システムを市場の動向にどのように対応すべきか分析し、企業経営全般にわたる観点から情報システムの見直しを行い、情報システム全体の企画から開発・運用・保守まで含めたフルアウトソーシングサービスを提供していきます。 このフルアウトソーシングを実現するために、ユーザーと連携したIT情報システム会社の共同設立や、他のITサービスプロバイダーとのアライアンス、さらには各地の受託計算センター等とのアライアンスを展開していきます。 【専門組織の設立・強化】 10月21日付で設立した「戦略アウトソーシング事業統括本部」の中核となる戦略立案専任者を集め、12月21日より本格的に活動を開始します。 今後社内の各事業部からのシフトに加え、社外からもBPR(Business Process Reengineering)等の上流コンサルテーション要員を含むIT技術者/専門知識者を積極的に採用し、2002年には100名、2005年には300名のプロフェッショナル集団を編成します。 【投資計画】 戦略的アライアンスやアウトソーシングセンタ設備の拡充を中心に向こう5年間で500億円の投資を見込んでいます。 【事業計画】 現在のアウトソーシング事業の売上は2001年度240億円の見込みですが、戦略アウトソーシング事業の本格展開により、2005年に1200億円を見込んでいます。 【補足】 (1)日立のアウトソーシングサービスの種類 日立が提供するアウトソーシングサービスは以下のように分類されます。 (2)業務範囲による分類
| ||
以 上 |
(C) Hitachi, Ltd. 1994, 2001. All rights reserved. |