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2001年12月21日
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三菱重工業株式会社(取締役社長:西岡 喬/以下、三菱重工)と株式会社
日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦/以下、日立)は、このたび、2002年4月1日付で、両社の圧延設備の設計、調達部門などを昨年10月に設立した販売および関連エンジニアリング合弁会社「MHI-HITACHI製鉄機械株式会社」(取締役社長
宮永俊一/以下、 MHI-HITACHI)に移管するとともに、増資を行い、製鉄機械の圧延設備事業の専業メーカーとして、事業強化を図ることで合意しました。 現在、鉄鋼機械設備市場は、世界的な市場低迷、欧州メーカーのアジア市場への攻勢など、極めて厳しい状況にあります。しかし、長期的には中国をはじめとするアジア市場を中心に鉄鋼需要は徐々に回復するものとみられ、今後生産能力不足による圧延設備の需要が高まることが期待されることから、設備メーカーには、高い技術力を維持しながら、コスト競争力と保守、ノウハウなどのエンジニアリング力を強化することが求められています。 こうした市場環境に対応して三菱重工と日立では、圧延設備分野における広範囲な提携に合意し、2000年10月に販売および関連エンジニアリング会社MHI-HITACHIを設立、エンジニアリング力やサービス、コスト競争力の強化を図ってきました。また、本年10月には営業部門を統合し、市場のニーズをスピーディに反映できる体制の構築を進めてきました。 今回の設計、調達部門の統合によりMHI-HITACHIでは、商品企画、開発、営業、調達などの業務を本社(東京都港区)に、熱延設備とプロセス設備の設計を広島地区(広島県広島市)、冷延設備の設計を日立地区(茨城県日立市)にそれぞれ集約することで、設計システムの改善、設備や開発投資の重複排除をはじめさらなる体質強化を図ります。また、製造に関しては、親会社の設備の活用も含め、需要の変動に対応した効率的な体制を構築します。 この事業統合により、三菱重工と日立の製鉄機械の圧延設備事業は、MHI-HITACHIに移管することになります。MHI-HITACHIでは、両社がこれまで培ってきた世界トップレベルの技術、実績を活かしながら、お客様の様々なニーズにさらに迅速に対応出来るように飛躍し、世界のトップメーカーをめざします。 ■統合後のMHI-HITACHI製鉄機械株式会社の概要
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以 上 |
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