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2001年12月4日
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日立製作所 システムソリューショングループ(グループ長&CEO:小野 功)は、ナンバー・ディスプレイ情報*1を活用して通話の相手にあわせて受信方法を自動選択できる「発信者識別着信機能」、「留守録機能」、標準電話機に「漢字表示機能」を搭載した、マルチコミュニケーションシステム 「ET−4.10iZ」をこのたび製品化、12月13日から販売を開始します。 「ET−4.10iZ」は、外線4チャネルと多機能電話機を10台まで収容可能な、SOHO(*2)向け通信システムで、いつでも通話者への適切な応対を実現するための、以下の新機能を搭載しました。 まず、特定通話者からの電話をナンバー・ディスプレイ情報で識別し、自席電話へのホットライン着信や外出時には携帯電話へ転送するなど、電話をかけてきた相手によって電話の受け方を自動選択できる「発信者識別着信機能」を搭載しました。 次に、標準電話機及び停電用電話機すべてに「漢字表示機能」を搭載し、着信時の相手名称漢字表示に加えて、携帯電話のように漢字で登録した電話番号を容易に検索できる「漢字電子電話帳機能」を加えました。 さらに、「内蔵留守録機能」を標準搭載し、発信者識別着信と連動することで着信相手を自動的に留守録対応したり、内線着信や自動転送する等の自動切替えも可能としています。 本機能はいずれもオフィス用の電話機に、携帯電話機に搭載されている使い勝手のよい機能を実現しました。 近年の携帯電話の普及に伴い、「電話」は個人のニーズを取り込みながら、利用形態を大いに変化させてきました。 具体的にはまず「いつでも、どこでも望む相手と通話ができること」が挙げられます。次に、「通話時にはその相手の名前を漢字で確認でき、自分の都合に合わせて、相手によって着信音を変えたり着信拒否のような設定」もできるようになりました。さらに、「漢字電子電話帳や留守番電話機能などの便利で使い勝手のよい機能が端末に標準的に装備され、いつでも自由に利用できること」などがあげられ、個人的利用の促進が進み、このニーズはオフィス用の電話機にも波及してきました。 当社は、こうしたニーズを受け、このたび「ET−4.10iZ」を製品化しました。本製品は、 1999年5月に製品化した日立マルチコミュニケーションシステム「ET−Gi/SP」、 2001年1月に製品化した「ET−Gi/SP2」の後継機種で、従来機種の信頼性や機能を継承しながら、携帯電話にみられる、ユーザにとって使い勝手のよい機能をオフィス用の電話機にも搭載しました。 ■価格および出荷時期
* 価格はシステム構成等により異なります。 *1:ナンバー・ディスプレイ NTTグループのサービス名称です。「発信者着信識別機能」は同社のナンバー・ディスプレイのサービスに加入することが前提となります。 *2:SOHO(Small Office/Home Office) 小人数のオフィスや、家庭で仕事をする個人事業者を指す言葉。大企業と対照的に使用されることが多い。 | |||||||||
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