2001年11月30日 |
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スウェーデン最大のネットワークプロバイダSkanova社からGR2000を受注 |
〜欧州初の商用IPv6ネットワークで稼動中〜 |
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日立製作所 情報・通信グループ統括本部(統括本部長:林 將章、以下日立)は、スウェーデンで最大規模のネットワークサービスを運営するSkanova(スカノヴァ)社から、日立の「ギガビットルータGR2000」を受注しました。
「ギガビットルータGR2000」は、Skanova社が提供するハードウェアルーティングベースの商用IPv6ネットワークサービスの7拠点において稼動しています。日立は、この実績を元に今後も欧州IPv6市場での積極的な拡販を推進していきます。
Skanova社は、2001年6月に欧州初のIPv6商用ネットワークサービスを提供開始し、現在は、スウェーデンのストックホルム(Stockholm)、マルメ(Malmoe)、エーテボリ(Gothenburg)、イギリスのロンドン(London)、ノルウェーのオスロ(Oslo)、デンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)、フィンランドのバーサ(Vasa)の7つの接続ポイントを要しています。本サービスは、欧州におけるIPv6商用ネットワークとしては最大規模であり、今後も拡張が予定されています。
日立は、米国法人 日立アメリカのネットワークビジネス部門である日立インターネットワーキングを通じ、全世界に「ギガビットルータGR2000」をはじめとするネットワーク製品を販売しています。昨年より、米国3Com社のキャリア部門(現Commworks社)と「ギガビットルータGR2000」のOEM供給契約を結び、世界市場へ参入しています。また、本年9月には、IPv6ヨーロピアンコミュニティの主要メンバであるスペインのシステムインテグレーターConsulintel社と「ギガビットルータGR2000」の販売およびシステムインテグレーション、サポートに関する契約を結びました。
日立は今回の実績を元に、IPv6が注目されている欧州市場において、「ギガビットルータGR2000」の積極的な拡販を推進し、次世代インターネットの構築をサポートしていきます。
「ギガビットルータGR2000」は、1998年10月の販売開始以来、企業やサービスプロバイダの高速インターネット構築のため、全世界において多くのユーザに利用されています。
2000年11月には、IPv6対応ルータとしては世界で初めてとなるOC-48(2.4Gbps)インタフェースをサポートする等、サービスプロバイダの次世代高速インターネットサービス実現に向けた機能拡張を図っています。また、11月29日には、現行の「ギガビットルータGR2000」のアーキテクチャーを継承した小型1Uサイズの高性能ルータ「GR2000-Bモデル」2機種を発売し、サービスプロバイダに加え、企業や自治体のブロードバンドネットワーク化を支援するラインアップを強化しています。
日立は、12月3日、4日にパシフィコ横浜で開催される「Global IPv6 Summit in Japan
2001」に協賛し、「GR2000-Bモデル」をはじめとするIPv6関連製品の展示を行います。
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■Skanova社について |
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Skanova社はTeliaグループに属するネットワークプロバイダです。Skanova社はスウェーデンで最大のテレコム、インターネット、およびブロードバンドネットワークを運用し、ネットワークアクセスサービスとサポートを提供しています。そのゴールは最高品質のサービスへの要求を満たし、顧客の競合力を高めることにあります。
従業員は2,700名で、2000年の売上高は約218億スウェーデンクローナです。
(http://www.skanova.com/)
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以 上 |
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