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2001年11月21日
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株式会社日立製作所 システムソリューショングループ(グループ長&CEO 小野功、以下日立)は、このたび、マルチベンダ/マルチプラットフォームのITシステム全体の運用を監視、分析、改善の管理サイクルでトータルにサポートする「ITマネジメントサービス」を11月22日から販売開始します。これによりMSP(マネジメントサービスプロバイダ)事業を本格的に展開します。 IT技術の急速な進展や、マルチベンダ/マルチプラットフォーム環境への移行により、企業の業務システムは高度化・複雑化しており、安定稼動の実現は、システム管理者にとって重要な課題になっています。この課題を解決するためには、業務システムの定常的な監視、性能低下や障害といった問題発生時の速やかな対策実施、さらにはより良いシステムとしていくための分析・改善など多岐にわたる施策が必要であり、そのために高度なスキルと充分な体制を要します。 日立では、1999年4月から企業内オープンシステムにおける運用管理者を支援する「C/Sサポートサービス」を提供し、システムの障害監視やユーザーへの通報・対策など安定稼動と運用コスト低減に向けてのソリューションを提供してきました。これまでの240社への提供実績とシステム監視技術をベースに、今回MSPとしての新サービス「ITマネジメントサービス」を提供開始します。 「ITマネジメントサービス」は、マルチベンダ/マルチプラットフォーム環境のオープン系システム全体を対象に、システム安定稼動のみならずシステムの維持運用の適正化を図るため、システム管理サイクル(監視−分析−改善)に沿った、「システム監視」「システム分析」「システム改善」および「マネジメント方式設計」の一貫したサービスをワンストップで提供します。本サービスにより、ユーザーは安心、快適なシステム運用を適正なコストで実現できます。また、ITシステム管理の負担を軽減でき、本来のコア・ビジネスに専念できます。 1.サービスの特長 1)マルチベンダ/マルチプラットフォーム環境対応のサポートサービスをワンストップで提供 ・マルチベンダ/マルチプラットフォーム環境における、システム異常検知時の障害部位の切り分け作業やベンダへの対策指示などの対応、さらには不正アクセス、ウィルス対策などセキュリティ面を含めた運用管理を窓口ひとつで対応します。 2)システム管理サイクル(監視−分析−改善)に沿った一貫したサービスの提供 ・システム稼動状況をリモート監視する「システム監視」、平常時からの予兆検知を基に問題点の分析および回避策提案などを行う「システム分析」、その回避策を実行する「システム改善」、およびユーザーのシステム環境を調査し適正な運用方式を設計する「マネジメント方式設計」の4サービスを提供します。 ・これらの一貫したサービスにより、ユーザーは、平常時からシステムの予兆を捉え、システム改善に向けた迅速な対応ができ、リスクの低減が図れます。 3)充実したサービス提供体制/サポートインフラ ・全国に330拠点を有する日立電子サービス株式会社(以下日立電子サービス)と連携し、サービスを提供します。日立電子サービス内に「日立ソリューションサポートセンタ」を設立し、ユーザーのシステムを熟知した専任エンジニアおよび各プロダクトや性能分析・診断のスペシャリストなど合わせて約500名の体制でユーザーの問題解決を迅速に行います。また、全国の各拠点とも連携し、24時間365日、リモート&オンサイトで対応します。 2.販売目標 2004年度に、5,000ユーザー/400億円の売上を目指します。 3.価格 PCサーバ5台を対象とした「システム監視」で30万円/月〜。(詳細は個別見積り) ■サービスの概要と提供開始時期 ■情報提供(ホームページ) http://itms.hitachi.co.jp/ | |||
以 上 |
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