日立概要ページへ トップページへ
日立の概要 ニュースリリース トップページへ

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

 

2001年10月4日

 
最新の「POWER4プロセッサ」を搭載したハイエンドモデルを含む
「エンタープライズサーバEP8000シリーズ」のラインアップを強化
 

  日立製作所 情報・通信プラットフォームグループ(グループ長&CEO加藤孝雄、以下日立)は、このたび、
「エンタープライズサーバEP8000シリーズ」のラインアップ強化として、最新のPOWER4プロセッサを最大32way搭載可能としたハイエンドモデル「EP8000 690」を含む5モデルおよび現行エントリーモデルのプロセッサエンハンス機1モデルを10月9日から販売開始します。
  EP8000シリーズは、お客様のニーズに合わせたきめ細かなメニュー選択のできる高度サポートサービスを備え、また、国内外で実績のある日立ディスクアレイサブシステム「SANRISE2000/1000シリーズ」ならびに統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」などの日立ミドルウェアと組合せることにより、ブロードバンド時代の基幹システムとして十分に対応できる高信頼性、高可用性および高性能を実現します。

  今回のラインアップ強化では、各クラスで新規モデルを追加します。ラックマウント型として、ハイエンドモデルの「EP8000 690」、ミッドレンジモデルの「EP8000 660 model 6M1」、エントリーモデルの「EP8000 610 model 6C1」を、また、タワー型として、「EP8000 610 model 6E1」および「EP8000 170」を投入します。また、現行のエントリーモデル(「EP8000 640 model B80」)において、プロセッサエンハンス機1モデルをあわせて販売開始します。
  特にハイエンドモデル「EP8000 690」は、米国IBM社が開発した最新のPOWER4プロセッサを最大32way搭載可能とし、加えて、日立が新規に開発した高速大容量キャッシュメモリーを搭載しており、この両者を組合せることで、高い実効性能を実現します。また、システム運用の自由度を高めるために、最大16分割可能な論理分割機能をサポートします。この論理分割機能は、プロセッサが1個単位、メモリーが256MB単位、そして拡張PCIスロットが1スロット単位とお客様のニーズに合わせたきめ細かい設定が可能です。EP8000シリーズは、従来から高い信頼性を特長としてきましたが、今回さらに、PCIバス障害回復機能等多くの機能を追加し、さらなる信頼性の向上を図っています。
  また、新モデルの追加に加え、EP8000シリーズとしてメインフレームとの連携機能を強化し、ACONARCチャネル、各種回線プロトコル等をサポートします。さらに、EP8000シリーズ用のサポートサービスとして、ハードウェアとOSのサポートを一体化した3つのサポートレベル(シルバー、ゴールド、プラチナ)を提供します。今回、一部のサポートメニューをオプション化し、「ゴールドLight」、「プラチナLight」を新設したことにより、お客様のニーズへの柔軟な対応と、より最適なサービスの提案・提供を実現します。

  日立は、お客様のニーズにタイムリにお応えし、製品・サービスを提供することを目的に、去る3月13日に米国IBM社と戦略的アライアンスを締結し、その一環として、サーバ主要製品、半導体チップおよびAIXの共同開発、生産分担を進めています。今回発表しましたPOWER4プロセッサ搭載のハイエンドサーバ「EP8000 690」は、その共同開発の第一弾の成果が使われています。
ACONARC:Advanced CONnection ARChitecture


■販売目標台数
今後3年間で4,000台(シリーズ全体)

■ 新製品の価格・出荷開始時期
モデル 標準価格(税別) 出荷開始時期
  690 7,950万円 ~        2001年12月中~
  660 model 6M1 1,321万円 ~        2001年10月末~
  640 model B80*
(450MHz版)
450万円 ~        2001年11月末~
  610 model 6C1 122万円 ~       
  610 model 6E1 122万円 ~       
  170 150万円 ~        2001年10月末~
*:640 model B80従来機のプロセッサエンハンスモデル。(従来の375MHzのモデルも並売します。)

■ サポートサービスの価格・提供開始時期
サポートサービス 価格(税別) 提供開始時期
ゴールド Light 103,300円/月額 ~ 2001年9月末~
ゴールド 155,300円/月額 ~
プラチナ Light 225,300円/月額 ~
プラチナ 305,300円/月額 ~


■新製品の概要
(1)ラックマウントモデル
モデル プロセッサ
(クロック)
プロセッサ数 キャッシュメモリー
(1プロセッサあたり) (MB)*1
メモリー
容量
(GB)*1
内蔵ディスク
容量
(GB)*2
690 POWER4
(1.3/1.1GHz)
8,16,24,32 16/32 8~256 18~582*3
660 model 6M1 RS64Ⅳ
(750MHz)
2,4,6,8 8 2~64 18~36
640 model 80*4 POWER3-II
(450MHz)
2,4 8 0.25~16 18~145
610 model 6C1 POWER3-II
(375/450MHz)
1,2 4/8 0.5~8 18~291


(2)タワーモデル
モデル プロセッサ
(クロック)
プロセッサ数 キャッシュメモリー
(1プロセッサあたり) (MB)*1
メモリー
容量
(GB)*1
内蔵ディスク
容量

(GB)*2
610 model 6E1 POWER3-II
(375/450MHz)
1,2 4/8 0.5~8 18~291
170 POWER3-II
(333/400/450MHz)
1 1/4/8 0.25~2 18~145
*1:1MB(メガバイト)=1,0242バイト、1GB(ギガバイト)=1,0243バイトです。
*2:1GB(ギガバイト)=1,0003バイトです。
*3:1 I/Oドロワーあたりの容量 (最大8 I/Oドロワーまで接続可)
*4:640 model B80従来機のプロセッサエンハンスモデル。(従来の375MHzのモデルも並売します。)


■サポートサービス
サービス
グレード
サービス内容
 シルバー

EP8000ハードウェア維持保守ベーシックサービス +
  BSS(EP8000サポートサービス/Base + 問合せ応答(営業日:9:00~17:00) +
      問題解決支援(営業日:8:00~19:00) + 予防保守情報提供)

 ゴールドLight EP8000ハードウェア維持保守ベーシックサービス +
  BSS + 予防保守環境ヘルスチェック + お客様担当マネジャの設置 +
    問題解決支援時間延長(週7日:8:00~21:00)
 ゴールド EP8000ハードウェア維持保守ベーシックサービス + BSS +
  ADS(予防保守環境ヘルスチェック + お客様担当マネジャの設置 +
      問題解決支援時間延長(24時間365日) )
 プラチナLight EP8000ハードウェア維持保守ベーシックサービス +
  BSS + ADS + OS問題の対策目標の設定
 プラチナ EP8000ハードウェア維持保守ベーシックサービス +
  BSS +ADS + MCS(OS問題の対策短縮目標の設定 + 日立作成の暫定対策)
 サービスレベル
 共通オプション
・長期保証(OSバージョン固定サービス)
・ソフトウェア更新サービス
・問合せ応答時間延長サービス
・問題解決支援時間延長サービス など
注)         BSS
ADS
MCS


Basic Support Service
Advanced Support Service
Mission Critical Support Service

■他社所有商標に関する表示
・AIX、IBMは、米国における米国International Business Machines Corp.の登録商標です。

■情報提供
インターネット:「EP8000シリーズホームページ」アドレス http://www.hitachi.co.jp/EP8000

以 上




top of this page


(C) Hitachi, Ltd. 1994, 2001. All rights reserved.