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2001年9月25日 | ||
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日立製作所 半導体グループ(グループ長&CEO:長谷川 邦夫、以下 日立)は、 このたび、通信ネットワーク向けSRAMであるクワッド・データ・レート(Quad
Data Rate: QDRTM)SRAMの共同開発チームに参画するためのLetter
of Intent(契約予備書面)に調印しました。 QDR共同開発チームには現在Cypress Semiconductor Corp.(以下サイプレス社)、Integrated Device Technology, Inc.(以下IDT社)、Micron Technology, Inc.(以下マイクロン社)、日本電気株式会社(以下NEC社)、Samsung Electronics Co, Ltd.(以下、三星社)が加入しており、このたび日立が加わることで、SRAMリーディングメーカ6社が集結することになります。 QDR共同開発チームは1999年に高性能な通信ネットワークシステムに対応するSRAMのアーキテクチャを決めるために設立されました。 QDR SRAMは通信ネットワーク向けに開発されたメモリで主にスイッチ、ルータなどに使用されています。QDR SRAMファミリは、ネットワーク機器メーカの要望を取り入れ、入力と出力を分離させた2ポート構成とし、各々を従来のシンクロナスメモリの2倍のレートで動作させるため、1サイクル当たり4データの転送を実現しています。 QDR共同開発チームでは、共同でピン配置や機能などの共通仕様を決めますが、製品化は各社独自の技術、ラインで行ないます。そのため、各社ともユーザの要求に素早く対応することが出来、QDR SRAM製品のマルチソースによる供給が行なえます。 このたびの日立の加入により、製品のさらなる安定供給が確保出来るとともに、最先端技術を使った新製品展開の拡大が期待出来ます。 日立ではQDR SRAMの製品展開を図るとともに、今後も通信ネットワーク向けSRAMのユーザニーズに対応していきます。
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以 上 |
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