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2001年8月2日
オプネクスト インク
オプネクスト インクに対するクラリティ・グループの出資金額が決定
--  3億2,100万ドルを出資、製造、研究開発設備の増強や、グローバルな販売拠点を整備  --
  日立製作所の子会社で、通信用光部品の開発・製造・販売事業を行なうオプネクスト インク(本社 米国ニュージャージー州 CEO ハリー L ボスコ 以下オプネクスト)は、パートナーである米国の投資組合クラリティ・グループ(以下 クラリティ)からの出資金額について協議を続けてきましたが、このたびクラリティ・グループからの出資金額を約3億2,100万米ドルとすることで合意しました。オプネクストは、この出資金を利用して、製造設備の拡充や、研究開発投資またグローバルな販売拠点の整備などを行ない、事業の拡大を図っていきます。

オプネクスト CEOハリー L ボスコは以下のように語っています。
「今回の合意によって、非常に競争の厳しい光部品の市場においてオプネクストが事業を拡大し、先進的なポジションを獲得していくための必要な投資を行なうだけの資金的なフレキシビリティが確保されました。オプネクストには、アグレッシブに製品の開発、製造、マーケティング、販売の各々の活動を進めていく優れたマネージメントチームをそろえています。オプネクストは特に米国やアジア、欧州市場において顧客ベースを拡大していきます」

  オプネクストは昨年の9月に設立されて以来、CEOとしてボスコを迎えるなどすぐれたマネージメントチームをそろえ、すぐれた製品群の開発を進めてきました。これまでに、2.5ギガビット/秒や10ギガビット/秒の光通信機器用のモジュールを発売してきました。

  オプネクスト会長であり、日立製作所 専務取締役 情報・通信グループ統括本部長の林將章は、次のように語っています。
「日立の一部門であったオプネクストは、ワールドクラスの経営陣を得て、昨年独立しました。日立のこれまでの半導体や半導体レーザーの分野におけるリーディングカンパニーとしての経験、また信頼性の高さやお客様からの高い満足度といった伝統は、オプネクストにおける光部品事業の立ち上げを支えていくものと考えています。」

  オプネクストでは、40ギガビット/秒の転送速度をもつトランシーバーモジュール用のラインを2002年までに構築する予定であり、さらに製品ラインアップの拡充を継続していきます。


■クラリティ・グループについて
クラリティ・グループは、クラリティ・パートナーズと丸紅グループによって構成されております。クラリティ・パートナーズは、2000年4月に、米国の大手通信キャリアであるグローバル・クロッシング社の創業者であるデビッド・ リーを始めとする4人のパートナーによって、IT産業の有望分野を対象とする株式投資並びに経営支援を目的に、設立された投資組合です。丸紅グループは、これまでグローバル・クロッシング社と光ケーブル敷設事業において共同事業を行っています。

以 上




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