株式会社日立製作所i.e.ネットサービスグループ(グループ長&CEO 片岡雅憲、以下日立)は、企業の社員や各種の団体所属のメンバーで構成される社員コミュニティ向けのポータルサービスについて、7月16日より受注を開始し、10月1日よりサービスの提供を行ないます。
本サービスは、「福利厚生カフェテリアプランサービス」に続くネットコミュニティサービスの第二弾として各種社員向けサービスを集約し、社員コミュニティ向けのポータルサービスとして、企業の経費削減、生産性向上、社員の福利厚生に必要とされるコンテンツやアプリケーションなどの各種サービスを提供するものです。
日立は、2004年には、100万人の会員に対し、ネット消費100億円の売上げを目指すコミュニティを構築・運営する計画です。
ネット社会の進展に伴いネット上に様々なコミュニティが出現していますが、個人間の情報交換を除けば、その多くは不特定多数に向けたサービス提供や、会員の属性の見えないままの一方的な情報発信にとどまっています。このようなコミュニティは、サービスを提供するサプライヤーにとって非効率であり、かつ代金回収やクレームのリスクの高いマーケットとなっています。サービスを利用するユーザの立場からみると、サービス提供者の真正性や、物品の売買における一連の処理への不安は大きく、ネット活用の利便性に伴うリスクが払拭されないのが現状です。
そこで日立では、日立グループのネットビジネス統一ブランド「Cubium(キュービアム)」のもと、社員コミュニティのように実際の世界(リアルワールド)で、同じ目的や、同じ考え、趣味を持った人々の集まりに対して、ネットを通してサービスを提供する「ネットコミュニティ」というビジネスモデルを提唱し、社員コミュニティ向けポータルサービスを提供します。社員コミュニティポータルは、企業活動という価値観と目的を共有するコミュニティへの支援サイトです。社員コミュニティポータルには、業務に直接的に必要なサービスと、事務作業などの経費を削減するサービス、及び、福利厚生など社員の満足向上に役立つサービスを統合して提供します。
日立では、2001年6月29日から一部事業所の社員に対し試行サービスを開始しており、今後日立グループ社員へサービスを拡大することにより、サービス内容のブラッシュアップを図ります。
■サービス内容(標準コースで提供予定のサービス) |
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旅費計算サービス、、事務用品購買サービス、工程管理サービス、掲示板サービス、文書管理、文書検索サービス、ホテル予約サービス、ショッピングモールサービス、レジャー情報、交通機関予約サービス、書籍購入サービス、不動産情報サービス、福利厚生カフェテリアプランサービス、メッセージング、スケジューラ、情報提供
など |
■サービス受注開始時期及び提供開始時期 |
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・受注開始時期;2001年7月16日 |
・サービス提供開始時期;2001年10月1日 |
■サービス提供価格
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サービス名 |
サービス内容 |
参考価格 |
1. |
標準コース |
・標準サービス、随意契約サービス等を含む、24時間365日利用可能なサービス。 |
108万円/月から |
2. |
HAコース |
・年間稼働率保証により高可用性を確保する高度サービス。 |
242万円/月から |
3. |
簡易コース |
・利用時間と利用可能コンテンツを一部制限して、導入しやすくしたサービス。 |
77万円/月から |
4. |
イントラ移行代行 |
・企業のイントラにあるコンテンツをインターネット上の社員ポータルへ移植。 |
個別見積 |
■他社商標に関する表示 |
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記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または、登録商標です。 |
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